学習 算数

小学1年生の子供が算数をスムーズに勉強できる3つの勉強法 (1ページ目)


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小学生の苦手教科は、親世代の頃から変わらず算数といわれています。しかし、最初に算数と触れ合う小学1年生のうちに算数への苦手意識の芽を摘んでおけば、算数に対してポジティブなイメージが身について、スムーズに勉強を進めることができるのです。今回は、はじめて算数を学ぶ小学1年生でも楽しみながらスムーズに学べる勉強法を3つご紹介します。

小学1年生の算数勉強法[1]指を使って数える

※画像はイメージです

指を使って数えることで、数字の概念を染み込ませる

小学1年生の算数は、目の前の物の数を数えて数字に親しむところからスタートし、たし算、ひき算などを学びます。数字を数える方法は、おはじきを使ったり指を使ったりと色々ありますが、まずは一番手軽な、指を使って計算することを覚えましょう。

指を使った計算は恥ずかしいことではない

指は一番身近な計算ツールです。指を使うと、数字を感覚的に体に染み込ませることができるので、はじめて数字と触れ合う小学1年生の子供たちには、指を使って数を数えるところからスタートさせてあげるとよいでしょう。

「うちの子、まだ指を使って計算している」と不安になる親御さんもよくお見かけしますが、指を使って数を数えることは決して恥ずかしいことではありません。

小学1年生の算数勉強法[2]文章題の意味を理解する

※画像はイメージです

「3+2」の計算はできるのに、「りんごを3こと、みかんを2こかいました。ぜんぶでなんこになるでしょうか」とった文章問題になると、苦手意識が出る子供も少なくありません。「計算はできるのにどうして?」と思われるかもしれませんが、これは「足すべきか、引くべきか」という計算方法を文章から汲み取ることにつまずいていることが原因です。

文章からどんな計算を求められているのかを汲み取ることができれば、この苦手意識は克服することができるので、あせらず問題を読み解く訓練をしていきましょう。

絵に描かせたり実物を見せたりして、イメージする力を養う

子供が文章問題を難しいと感じるのは、「問題文に書かれた内容をイメージして数える」ことに慣れていないからです。

まずは、実際にりんごとみかんを用意したり、絵に書いたりして、イメージさせるようにします。それから、数を数えて計算するよう指導してみましょう。これを色々なパターンの問題で訓練していけば、自然に問題に書かれた内容をイメージして計算をする、ということができるようになります。

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