子供が人の話を聞かない5つの原因! 保護者が冷静に対処すれば会話が楽しくなる
保護者の多くは「うちの子は人の話を聞かないんです」と悩みます。注意した次の瞬間に同じ失敗をする子供もいて、保護者はいつもヒヤヒヤ、イライラ……。
しかし、ガミガミ怒っても、子供が変わるわけではありません。今回は、保護者がいたずらに怒らなくて済むように、子供が人の話を聞かない5つの原因とそれぞれの対処法を紹介します。
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[1]指示が多すぎて頭の中で処理できない
指示が多すぎると、子供は頭の中で処理できなくなります。「手を洗って、うがいをして、席に着いて、食事の準備をして」のような指示を出されると、子供は「手を洗って」の指示について考えているうちに、その後の指示を聞きのがしてしまいます。これは、子供が悪いのではなく、指示を出す大人の側に工夫が求められます。
口頭での指示は、ひとつひとつ出すといいでしょう。「手を洗って」という指示を子供がやり遂げたら、次に「うがいをして」と指示を出します。複数の指示を一気に出す場合は、紙に書きます。その紙を子供に渡して、「この紙に書いてあることをこの順番でやろうね」と伝えれば、子供の混乱を防げます。
[2]疲れていてボーっとしている
疲れているとボーっとして、話が頭に入ってきません。小学生ならなおさらです。男の子だと、自分の言いたいことを一方的にしゃべりまくることもあります。
疲れている子供に我慢を要求しても意味がありません。仮眠をとらせるなどした後、体調回復した子供に改めて話をするのが得策です。
[3]音が聞こえない
音が聞こえない、もしくは聞こえにくく、話が聞けないという子供もいます。筆者も家庭教師指導の際、生徒から「実は左耳があまり聞こえないんです……」と言われたことがあります。指導をはじめてから半年後のことでした……。子供の性格によっては、自分から症状を訴えない場合もあるので、要注意です。
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