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中学受験、ルーズリーフの賢い使い方とは? メリット・デメリットを徹底解説

2018年10月04日 水野若葉

好きなだけ紙を足すことができ、並べ替えも容易なルーズリーフ。便利な道具である一方、なかなかうまく使いこなせない人もいることでしょう。今回は、長い受験生活において、ルーズリーフを活用するにはどのようなことに気をつければいいのか徹底解説します。

ルーズリーフのメリット

まずは、ルーズリーフのメリットについて解説します。メリットは大きく分けて3つ。その内訳は「必要な分だけ持ち歩ける」「並べ替えることができる」「いろいろな種類が販売されている」です。具体的に見ていきましょう。

荷物が軽くなる、ページの制限がない

必要なノートを必要な分だけ持ち歩くことができる点がルーズリーフのメリットでしょう。

ノートを何冊も持ち歩くのはかさばりますし、うっかりすると途中でページが足りなくなり、板書を書き取れなくなってしまった……というトラブルも起こり得ます。

その点ルーズリーフであれば、ページの制限を気にすることなくたっぷり書くことができます。

テスト直前の振り返りも、必要なページだけを取り出せばコンパクトに持ち歩けますね。

並べ替えることができる

ルーズリーフは一枚一枚が独立しているため、ページを並べ替えることができます。テスト前に各教科から必要なページだけを集めて対策ノートを作ることもできますし、苦手な単元だけを抜き出して「必殺ノート」を作ることも可能です。

この特長が効果を発揮するのは、特に受験直前期。模試や過去問で間違ってしまった問題だけを抜き出して、オリジナル問題集を作ることができます。的を絞ったやり直しをすることで、効果的に復習を進めることができます。

いろいろな種類から選べる

ルーズリーフにはいろいろな種類があります。普通のノートだと「途中から方眼用紙に変える」などはできませんが、ルーズリーフなら好きなタイミングで変更可能です。

罫線の入った用紙だけでなく、まったくの白紙や方眼、縦書き用のルーズリーフなどもあるので、教科や内容ごとに使い分けるとより快適にノートを取ることができるでしょう。

ただし、道具に凝りすぎると肝心の中身に集中できないこともあります。使うたびに用紙に迷うのは時間の無駄なので、「保存用のノートはいい紙を使う」「作図は方眼」「問題演習は安くて大量に入っているもの」など、ざっくりとしたルールを早い段階で固めておくのがおすすめです。

ルーズリーフのデメリット

ルーズリーフにはメリットがある一方、デメリットもあります。気になるポイントを確認しておきましょう。主なデメリットは「乱雑に書いてしまう」「ページがなくなってしまう恐れがある」「いろいろな道具に目移りしやすい」の3つです。

つい乱雑に書いてしまう

ルーズリーフだと「今日はなんだか面倒くさいから、適当に書いておこう。また時間のあるときに書き直せばいいや」などと考え始め、どんどん汚くなっていくことがあります。

面倒くさがりな人にとっては、使いこなすのが難しい道具かもしれません。

ページがなくなったり、混乱しやすい

並べ替えが可能なのはメリットである一方、デメリットにもなります。一度ページが散乱してしまうと、整理するのに時間がかかってしまうのです。

最低限、ノートの上部には日付を書くようにしましょう。保存用のノートであれば、単元ごとにページの一部をホチキスで止めるなど、バラバラにならない工夫をしておきましょう。

いろいろな道具に目移りしやすい

これもメリットの裏返しですが、用紙の種類が多いからこそ、いつまでもベストな道具を探し続けて落ち着かないこともあります。早い段階で自分に合った道具を決め、以降はそれを大量に購入して使い続けるなど、ある程度のところで習慣を固めてしまいましょう。

受験ではルーズリーフのここに気をつけよう

ここまでルーズリーフのメリットとデメリットを確認してきました。最後に、上手に活用するための小ワザをご紹介しましょう。ポイントは「家庭用プリンターの活用」「プリント類と一元管理」「計算用紙も溜めておく」です。

破損しても大丈夫! 家庭用プリンターがあればベスト

ルーズリーフの特性として、穴の部分が破れやすい傾向があります。何度も見返す重要な単元ほど、破損のリスクは高まります。

内容をもう一度書き写してもいいのですが、どうしても時間をとられてしまうもの。家庭用プリンターで新しいルーズリーフ用紙にコピーするなど、上手く活用ましょう。

プリント類と一緒に管理すると良い

授業中に配られるプリントはなるべく一緒に保存しておきましょう。手間はかかってしまいますが、プリントもいったんルーズリーフに貼り、一緒にファイルしておくと授業の見直しがしやすくなります。

使ったルーズリーフは溜めておく

保存用のノートだけでなく、問題演習に使ったルーズリーフもぜひ溜めておきましょう。見直し目的というよりはむしろ「お守り」のような役目を果たしてくれるからです。

受験は誰しも不安なもの。しかし、使い終わった紙束がどっさりあると安心感につながります。頑張りを可視化することで「これだけ勉強したのだから、大丈夫!」という気持ちになるわけです。

捨てるのは受験が終わってからでOK。すべてが終わった後に大掃除をすれば、気分もスッキリ、次の生活に向かうことができるでしょう。

おわりに

今回はルーズリーフのメリット・デメリットについて解説しました。ルーズリーフはとても便利な道具なだけに、使いこなすにはコツがいります。道具を味方につけて、合格を勝ち取りましょう!

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

過去、学習塾の個別講師として、関西の最難関校(灘、甲陽、神戸女学院、四天王寺)志望者の指導にあたる。一方で、学校内容の補習や不登校の生徒の指導も行う。保護者相談も担当し、リアルな生徒・保護者の声と向き合った経験を生かして現在は教育ライターに。