中学受験ノウハウ 習慣づけ

【中学受験】子供がゲームとうまく付き合うには

2019年3月01日 稲石加奈

ゲームほど子供を夢中にさせるものは、なかなかありません。ゲームの話題で盛り上がり、友達がふえる子も多いです。しかし、中学受験をめざす子供に新しくゲームを与えるか、今のまま続けさせてよいものか、悩む保護者は多いでしょう。この記事では、ゲームとの付き合い方で悩んでいる方に向けて、子供がゲームとうまく付き合う方法を紹介します。

「ゲーム一切禁止」よりルールをつくるほうが効果的

子供がゲームにのめり込んでいる姿を見ると、「百害あって一利なし」ではないかと不安になる方がいると思います。ただ、ゲームだけを特別に遠ざける必要はないと考えます。友達とゲームの話をすることで、中学受験勉強中の息抜きになることもあるでしょうし、ゲームを禁止されている子供が、友達の家でゲームをしているなんてことも現実として起こります。「ゲームとどう付き合っていくか」を考えるうえで大切なのは、ルールをきちんと確立しておくことです。

ゲームをする前に決めておきたい約束

ゲームをするときに、あらかじめ決めておきたい約束は以下のとおりです。

制限時間を設ける

勉強とゲームをうまく両立させるには、ゲームをする時間をはじめに決めておくことが大切です。たとえば、次の週の勉強スケジュールを日曜日のうちに書き出してみましょう。そして塾の宿題や授業の復習をする時間を確保しつつ、ゲームをする時間も一緒に書き込んでしまいます。

勉強の時間を守れれば、親は安心して子供にゲームを渡すことができます。また、子供は大好きなゲームで気晴らしができれば、たとえそれが30分という短い時間であっても、勉強を続けるモチベーションになるでしょう。受験勉強は長期間にわたるものですから、ストレスをためないことが大切です。

親の目が届かない場所で遊ばせない

子供部屋にタブレットやスマホを持ち込むことを許すと、親の目を盗んでゲームをこっそり遊んでしまう可能性が高くなります。「部屋は勉強をする場所。リビングは息抜きの場所」といったルールを設け、できる限り親の目が届くリビングでゲームをするようにしましょう。

子供に声をかけるときの注意点

ゲームをしていると子供はつい夢中になって、時間を忘れてしまいます。「ゲームをやめて勉強しなさい!」と叱りたいこともあるでしょうが、まずはその気持ちをぐっと押さえ、「いつやめられるか」を子供に聞いてみてください。

ゲームをやめるまで時間がかかるようなら、その理由をたずね、次にそうならないためにはどうすればよいかを子供に考えさせます。たとえば、制限時間が近くなったらセーブし、約束の時間がきたら必ずやめる、といった約束をするようにしましょう。

ポイントは、ルールを押しつけるのではなく、子供にゲームとの付き合い方を考えさせることです。親に押しつけられた約束より、自分で決めた約束のほうが子供は進んで守るものです。また「残り時間を意識すること」は中学受験において重要な力です。時間に対する意識づけをする訓練のつもりで、ゲームと付き合ってみましょう。

息抜きとして、ゲームとうまく付き合えるように

ゲームを禁止すれば、中学受験勉強に時間を割けることは間違いありません。しかし、長い受験勉強には息抜きも必要です。ゲームが大好きで一番の息抜きだという子に対して、一方的に「禁止!」とすると、勉強に影響が出てしまうこともあります。

中学受験に臨むのはまだまだ子供との間にルールを確立できていれば、ゲームをすることは大きな問題にはならずにすみます。まずは、子供とルールづくりをしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は執筆時点のものです

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