中学受験ノウハウ 出願から入試本番まで

【中学受験】Web出願ってなに? メリットと注意点を紹介

2019年5月12日 稲石加奈

中学受験の願書提出方法で主流になりつつあるのが「Web出願」です。Web出願を採用している中学校では、これまでのように保護者が紙の願書を書く必要がありません。今回はWeb出願のメリットと注意点を紹介します。

Web出願のメリット

Web出願とは「インターネットで願書が出願できる方法」のことです。近年、多くの中学校で採用されています。Web出願によって、自宅にいながらにして出願ができるようになりました。

Web出願をする保護者のメリットは、なんといってもその手軽さです。これまでは「受験校まで願書を取りに行く」「郵送で取り寄せる」など、学校ごとに指定された方法で願書を手に入れる必要がありました。出願期間も短く、なかには2日ほどの中学校も。保護者は短期間で予定を調整しなければならず、出願時期は大忙しです。この方法だと、受験校を増やすごとに保護者にかかる負担は膨れ上がっていきます。

また紙の願書だと、時間をかけて丁寧に手書きをする必要も出てきます。書き損じのリスクもあり、大変な作業です。Web出願の登場によって、これらのデメリットが解消しました。

・一般的に出願期間が長い(学校によっては入試前日まで入金を受け付けているところも)

・志望校の選定を余裕をもっておこなえる

・書き損じによる時間のロスがない

・遠くの学校まで足を伸ばす必要がない

これらのWeb出願のメリットは、保護者の負担を大幅に軽くしてくれます。

Web出願の注意点

メリットがあるWeb出願ですが、注意点もあります。出願期間に余裕があるので、直前になって慌ててしまうことがあります。ギリギリまで受け付け可能の学校であっても、時間に余裕をもって出願しましょう。万が一パソコンにトラブルが発生したり、インターネットの接続状況が悪くなったりすると、出願できなくなる危険性があります。

パソコンで手軽に入力できるぶん、入力間違いに気づかずに出願してしまうなんてことも……。

また、願書に貼る証明写真はスマホの写真を貼るだけでOKな学校がある一方で、スマホで撮影した写真の提出を禁止している学校もあります。注意事項にはあらかじめよく目を通しておきましょう。ちなみに、スマホで撮った写真は画像の加工が簡単ですが、加工し過ぎると本人確認が難しくなる場合があります。その点も注意しておきましょう。

注意点に気をつけてWeb出願を有効活用しよう

Web出願は保護者にとってメリットが大きい方法です。しかし気軽に利用できるぶん、出願準備が後回しになってしまうことも。締め切り直前にあわてないように、学校ごとのWEB出願方法を確認して、余裕をもって出願をしましょう。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

フリーライター。大学卒業後、書店に勤務し、実用書や旅行書、新書等、幅広く売場を担当。書籍を扱うプロとして常にアンテナを張り、多岐にわたるジャンルに対して学びの姿勢を貫く。その後、医療系商社勤務を経て、難関中学受験をメインに据えた進学塾の講師を務める。出産を機に退職し、現在はフリーライターと双子の母を兼業中。台風のようなちびっ子たちに日々振り回されている。

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