中学受験ノウハウ 出願から入試本番まで

テスト前日には何をする? 入試本番を控えた中学受験生がすべき5つのこと

2018年2月16日 みみずく

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中学受験生にとって、テスト前日は落ち着かないものです。特にテストが入試本番だと、その前日には不安が大きくなって、何をすればいいのかがわからなくなるかもしれません。そんな受験生に向けて、テスト前日にすべき5つのことをまとめました。

1.テストに持っていくものや着ていく服を準備しよう

テストに持っていくものや着ていく服は、必ず前日に準備します。絶対に忘れてはいけないのが、受験票・筆記用具・時計の3つです。受験票の所定の場所に顔写真が貼ってあるかどうかもチェックします。筆記用具は、受験票に記載されているものが入っているかを要確認です。コンパスが必要な場合、特に忘れやすいので注意しましょう。時計は、アナログ式の腕時計を用意して、時刻の調整も行っておきます。

テストのときの服装は、着たり脱いだりが楽なものにします。外は寒くて教室内は暑いことが多いからです。また、休み時間などに使用する勉強道具も選んでおきます。参考書や問題集、ノートなどの中から、「これをテスト直前に見直す」という1冊を科目ごとに用意します。

2.スケジュールを立てて、空き時間の活用法を決める

起床時間や家を出る時間、テスト会場までの地図、電車・バスなどの発着時刻などを確認して、当日遅刻しないようなスケジュールを立てます。そうすると、テスト当日の空き時間も把握できます。テスト開始まで時間や電車・バスでの移動時間、休み時間などです。

これらの空き時間に何をするかも決めておきます。「理科のテストの前は、『メモリーチェック』のP50を必ず見直す」というように、具体的にすべきことを決めたら、参考書などのページに付箋を貼っておくといいでしょう。

3.時間配分や問題を解く順番などの戦略を立てよう

テストでの時間配分や問題を解く順番、解けない問題があった場合にどうするかなどの戦略を立てておきます。たとえば、「国語では、漢字の大問3、語句の大問4を最初に解いて、両方合わせて5分以内で片づける。その後、小説の大問1を15分、論説文の大問2を20分で解いて、最後の5分を見直しに当てる」「算数では、得意な食塩水の濃度が出たら真っ先に解く。

逆に、苦手なダイヤグラムや時間のかかる場合の数は最後に解く。1問にかける時間は、小問なら3分まで、大問なら5分まで」というように、具体的に考えることが大切です。「どんな問題が出題されても最初から順番に解く」ではいけません。

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みみずく

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家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
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