家庭学習を効果的に行うコツは?
中学受験の勉強では、塾の授業を受けることに加えて、家庭学習も行う必要があります。しかし、家庭学習への取り組み方がよくないと、「家でがんばっているのに成績が上がらない」となりかねません。そうならないためのコツを紹介します。
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小学4・5年生は、塾で習ったことを復習しよう
小学4・5年生は、塾で習ったことの復習が家庭学習のメインです。復習を効果的に行って、次の授業や模擬試験につなげるにはどうすればいいのでしょうか?
「ノートなどを見てマネする→同じ問題を自力で解く」のサイクル
塾の宿題のうち、授業中に解説された問題や数値を変えただけの類題は短い時間で解きましょう。これらの問題を1問解くのに20分も30分もかけていると、いつまでも宿題が終わりません。
授業内容を忘れた場合や記憶があやふやな場合は、思い出すことに時間を費やすのではなく、授業ノートなどを見ながら解き方をマネします。
その解き方で正解したら、今度はノートを閉じて、直前の記憶を頼りに同じ問題を解き直します。「ノートなどを見てマネする→同じ問題を自力で解く」のサイクルで勉強すると、多くの問題に取り組めます。
できない問題を重点的に何度も解く
大量に宿題があると、全てを解き切るのは大変です。そんなときは、解くべき問題と解かなくてもよい問題を分けます。
たとえば、「例題→類題→演習問題」という流れで数値が違うだけの問題がたくさん載っている問題集を使う場合、まずは例題だけを全て解いてみます。
そのなかで、間違った問題や自力で解けなかった問題にチェックを付けておきます。チェックした例題に関連する類題・演習問題だけを解けば、時間の短縮になります。
復習で大切なのは、できる問題をたくさん解くことではなく、できない問題を重点的に何度も解くことなのです。
小学6年生は、弱点の補強や過去問演習にも力を入れよう
小学6年生になると、塾の復習に加えて、弱点の補強や過去問演習も家庭学習で行う必要があります。
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