連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

勉強習慣・生活習慣#5 親自身が打ち込めるものを持つ|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2019年7月12日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

親自身が何かに打ち込んでいる姿を見せる

― Point ―

細部へのこだわりの大切さも背中で伝えられる

親自身が自分の好きなことや趣味、仕事など、時間を忘れて何かに取り組む姿を子どもに見せることは、思っている以上に子どもによい影響を及ぼします。

たとえば、プラモデルを完成させることでも、花を活けることでもいいでしょう。大人が集中して何かに取り組んでいる姿を見せることで、「集中」とはどういうことなのかを、子どもたちに背中で伝えることができます。

また、細部にまでこだわっている姿を見せることも重要です。

伸びていく子どもたちは、手先が器用であったり、周囲から見たら「どうでもいい」と思うような細かいところに対してこだわりをもっていたりします。

子どもにその力をつけさせるには、親自身がこだわっている姿を見せればいいのです。

一方で、スマートフォンやタブレットに熱中する姿ばかり見せているとどうでしょうか。子どもは「おとうさんやおかあさんもそうだから」と思うようになります。とくに最近では、スマホ依存症、タブレットでのゲーム中毒で、子どもが勉強に向かわないということがよく起こっています。

子どもは親の背中を見て育つもの。

どんなことでもかまいません。親自身が何かに打ち込み、細部にまでこだわっている姿を見せることで、子どもの意欲は刺激されるのです。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。