タブレット学習とは? コストや導入することのメリット・デメリットを知ろう (2ページ目)


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タブレット学習に必要なものやコストは?

タブレット学習を導入するにあたり、最初に準備すべきものや考慮すべきこと、また導入時のコストも考えておくべきです。

タブレットを導入するコストは?

学習サービスによっては、学習に必要なタブレット端末を利用者の側で用意する必要があります。タブレット端末を用意するには、携帯電話キャリアから端末を購入し、同時に回線利用の契約をするのが一般的です。機種にもよりますが、タブレット端末の本体の購入費用(分割支払い)と通信費をあわせて、毎月2,000円前後の支払で36回払いといったところが相場です。キャリアやプランによって費用は上下するため、契約前にしっかりと吟味するといいでしょう。

また、自宅にインターネットとWi-Fiの環境が整っており、タブレット学習をおこなうのが自宅だけという場合は、携帯電話キャリアと契約をせずにタブレット端末のみを購入するのもひとつの方法です。自宅でWi-Fiを利用すればタブレットからインターネット接続できるため、キャリアと契約をする必要がありません。その場合はタブレット購入費用だけで済みます。インターネット学習用と割り切ればそれほど高性能なものは必要ないので、端末代金は1~2万円が相場ですが、1万円以下のものも多くあります。

学習サービスの月額料金はどれくらい?

タブレット学習サービスの月額料金もしっかりと把握しておきましょう。例えば、「進研ゼミ」でおなじみのベネッセコーポレーションが提供しているタブレット学習サービス「チャレンジタッチ」では、小学講座の月会費は約2,700~6,000円程度(学年によって異なる)となっています。端末の費用に加えて、学習教材の利用料金が発生するサービスが主流です。

専用タブレットが必要なサービスも

学習サービスによっては、専用のタブレット端末が必要なものもあります。その場合は、自分で端末を用意するのではなく、教材/サービスの利用料金と合わせてタブレットの代金をサービス提供事業者に支払います。ジャストシステムが提供している『スマイルゼミ』では、専用のタブレットを用いた学習を行っており、コースごとの会費の他にタブレット端末代9,980円(初回一括払いか分割払いが選択可能)が必要です。学習サービスごとに教材費や会費は異なるので、料金体系も理解しておきましょう。

子供の勉強スタイルに合わせて導入を検討しよう

中学受験に向けて学力の底上げをするためにも、タブレット学習は効率的かつ便利なものです。しかし安易に導入して失敗するケースも見られます。せっかくの費用を無駄にしないよう、まずは保護者がタブレット学習についてしっかり把握しておくことが重要です。その上で、子供と相談して導入するのがいいでしょう。

(中田ボンベ@dcp)

※記事の内容は執筆時点のものです

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