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おすすめ計算ドリル6選! 基礎力アップ&中学受験生向けに分けてチェック

2019年7月19日 伊藤仁人

計算ドリルは、算数の学習に欠かせないアイテムです。しかし、子供に合ったものを選ぼうと本屋に行くと、いろいろな計算ドリルがあって何を買えばいいか迷ってしまうことも……。

今回は、計算力がアップするドリルを6つピックアップしました。基礎トレーニング向きの計算ドリルと、中学受験向きの計算ドリルにわけて紹介します。

基礎トレーニング向け計算ドリル3選

基礎トレーニングにぴったりの計算ドリルを3冊紹介します。しっかりとしたノウハウに裏付けされた、まさしく「王道」と呼べるドリルばかりです。どれか1冊を持っておくと、勉強の心強い味方になりますよ。

「くもんの小学ドリル 算数シリーズ」(くもん出版)

公文式の算数教材を基盤として、1冊ずつ単元ごとに学べるドリルです。1年生用~6年生用まで揃っています。

反復学習を基本に、「スモールステップ」で学習を進めていくことが特徴です。例題で計算方法とポイントをチェックして、類似問題でトレーニングしていきます。似たような問題を繰り返し解きながら、少しずつ新しい問題に取り組んでいくので、無理なく学習を進めることができます。

やさしい問題からスタートできるので、自学自習に慣れていない子でも挑戦しやすかったり、先取り学習や苦手克服に役立つポイントやヒントが記載されていたりと、勉強の目的を問わず取り組めるドリルです。

「マスター1095題 一行計算問題集シリーズ」(日能研ブックス)

学年ごとに1冊ずつ出版されている計算ドリルです。「1日に3問の計算問題を解く」という内容で、1ページに2日分、計6つの計算問題が並んでいます。

「1日3問だけ」と無理なく取り組めるので、「夕食後にかならずやる」といったように、毎日の習慣として取り入れると良いでしょう。また、問題ごとにチェック欄があるので、解けなかったり間違えたりした問題をチェックしておき、あとから苦手な問題にしぼって復習できるのもポイントです。

4年生~6年生のドリルは、中学入試を意識した問題が掲載されています。4年生は「基礎レベル」、5年生は「入試標準レベル」、6年生は「すべての入試問題のレベル」に対応しています。

学年が上がるごとに難しい問題が出てくるので、算数が苦手な子が使う場合は、基礎をしっかり身につけたうえで解き進めるようにしましょう。

「小学 基本トレーニング 計算シリーズ」(増進堂・受験研究社)

算数の学習レベルに合わせて取り組める計算ドリルです。「計算」と「文章題・図形」の2つのジャンルごとに、1級~12級までのドリルが用意されています。

レベルが12段階に分かれているので、子供の学力に合ったドリルからスタートできるのがポイント。巻末には進級テストがあり、合格点に到達できたら次のドリルに進んでOKです。

表のページで計算方法を学び、裏のページで問題を解いていきます。1日で1ページ取り組めるようになっているので、30日で1冊の勉強が完了します。問題は標準レベルがほとんどで、発展問題もそこまで難しくありません。そのため、集中して計算の基礎トレーニングができます。

中学受験に役立つ計算ドリル3選

中学受験に役立つ計算ドリルを紹介します。中学入試を分析して「出る順」に問題が並んだドリルや、難関校合格を視野に入れたドリルなど、実力アップが期待できる3冊をチェックしましょう。

「中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問 四訂版」(旺文社)

近年の中学入試の傾向を分析し、頻出順に問題が並べられた計算ドリルです。「まとめのページ」で基本的な計算方法をおさらいしたあとに、入試問題を解いていきます。

中学入試の計算パターンをほぼ網羅しているので、計算の総復習にはうってつけです。同じパターンの問題がたびたび登場し、重要な内容を反復学習できる点も優れています。

難易度が高い問題や、考える力が求められる応用問題には目印がついているので、学習レベルに合わせた使い方も可能です。まずは基本的な重要問題を解いてから、発展問題に取り組む……といった使い方ができます。

また、近年の出題傾向や、入試ではどんな力が試されているのか、といった「中学受験の算数」をざっと理解できるページもついています。

「チューリッヒ先生の計算問題中学入試対策ゼミ」(朝日学生新聞社)

「朝日小学生新聞」の人気連載を書籍化したドリルです。私立中学中堅校や公立中高一貫校を目指す小学5・6年生を対象にしています。

左ページに解説と例題、右ページに問題が並んでいて、ひとつの単元が見開きで完結します。

著者の中里圭介先生による、本書の問題を解説した講義をネットで無料視聴できることが最大の特徴です。進学塾「大原予備校」で教鞭をとる中里先生が、穏やかな語り口でひとつひとつの単元を丁寧に教えてくれます。

中里圭介先生のビデオ講義:https://www.asagaku.jp/tyuurihhi/1.html

動画は約50本あり、1本あたり20分~50分ほどです。実際の塾の講義に引けを取らないしっかりとした講義を、手軽にネットで視聴できるのは非常に魅力的です。

中学受験生向けの難しすぎない計算ドリルを探している子におすすめの1冊です。

「チャレンジ問題算数計算問題―国立/私立中学入試(中学入試絶対合格プロジェクト)」(増進堂・受験研究社)

算数の中学入試傾向を分析し、難関校合格に必要な問題を出題形式別にまとめた計算ドリルです。標準的なレベルの問題以外に、応用問題やハイレベルな問題も掲載されています。

難易度が高めの内容になっているので、「基礎固め」よりは「応用力アップ」のために使うとよいでしょう。基礎を学習し終えて、手ごたえのある計算ドリルに取り組みたい子におすすめです。難しい問題につまずいても、解答や解説が詳しく書かれているので、解法をしっかり理解できますよ。

子供の学習レベルにぴったりの計算ドリルを選ぼう

計算力アップのためには、毎日の「繰り返し学習」が大切です。しかし、学習レベルに合った問題を解かないと、ドリルが続かない原因になります。

基礎力が足りない子には、難しいドリルにいきなり挑戦させず、基本問題中心のドリルに取り組ませましょう。一方で、ある程度学習が進んでいる子には、自分でどんどん進められそうなドリルや、難易度が高めのドリルに挑戦させます。

子供の学習レベルに合った、無理なく取り組める1冊に出会えるように、今回紹介したドリルを参考にしてみてください。

※記事の内容は執筆時点のものです

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