親の「言葉がけ」#16 子どもだけに集中しないように親は趣味を持つ|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
自分と比べて子どもの出来が悪くて心配なときには……?
― Point ―
親自身が打ち込めるものを見つける
「自分はあんなにできたのに、なんでうちの子はできないんだろう……」
「こんなレベルで大丈夫なんだろうか……」
とくに親自身が優秀だった場合、こんなふうに、自分の子ども時代と子どもとを比べて心配になってしまうことがあります。
そんなときにおすすめなのは、親自身が打ち込める趣味を持つことです。
子どもに関わりすぎたり、子どもばかりに意識を集中するのをやめてしまいましょう。
そのほうが、「なんでできないの!?」「こんなところも間違えたの!?」「また勉強しなかったの!?」という不要なバトルが減ります。
とくに小学校受験や中学校受験の前の親の精神状態というのは、いつも通りにしているつもりでも、平静ではいられないものです。外から見ると、前のめりになっていたり、過度に思い詰めているように見えています。
そんな心の状態で子どもに接しても、子どももベストを尽くすことは難しいでしょう。
デッサンの教室でもヨガでも茶道でも何でもいいのです。自分の時間を意識的に持つことが、かえって子どもにとってプラスになります。
ただ、もし子どもが学校の授業にもついていけないという場合は、第三者の手を借りたほうがいいでしょう。
自分だけで悩んでも、時間だけが過ぎてしまうことがあります。学校の授業にもついていけない状態を親として認めたくない……、どうにかしたいけれどどうにもならない…というループに陥らないようにしましょう。
※記事の内容は執筆時点のものです
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