学習 国語

適性検査や記述問題にも使える! 作文の上手な書き方

2022年6月02日 天海ハルカ

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公立中高一貫校の適性検査、国語読解の記述問題、学校の読書感想文など、中学受験を目指す小学生には、作文を書く機会が多くあります。しかし、作文が苦手な子は、1文字も書けなかったり、思いついたまま書き始めて、止まってしまったりします。

作文の書き方をイチから丁寧に勉強できる機会はあまりないため、自分で試行錯誤しなければなりません。そこで今回は、作文が苦手な子でも上手に作文を書けるようになるポイントを、3つに分けて紹介します。

[1]結論を決めておく

漠然とした考えのまま作文を書き始めると、途中で余計な文が増えて、結論にたどり着かないことがあります。論理的に作文をまとめるために、まずは結論を決めましょう。

たとえば、「あなたはどう思いますか」について書く場合は、まず「良い/悪い」「賛成/反対」といった結論を決めます。「あなたの体験を書きなさい」という作文なら、メインとなる体験をひとつ選びます。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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