学習 算数

図形問題の実力がアップする参考書6選! 入門編から中学入試レベルまで紹介

2019年9月30日 伊藤仁人

算数の「図形問題」を苦手とする子は少なくありません。つまずくことが多い分野だからこそ、できるだけ使いやすい参考書で勉強したいですよね。そこで今回は、図形に強くなるための参考書を6冊紹介します。図形問題が苦手な子でもわかりやすい参考書、中学入試を意識した実力養成にぴったりの参考書にわけてチェックしましょう。

図形問題が苦手な子でもわかりやすい参考書

図形問題が苦手な子でもわかりやすい参考書を2冊紹介します。

「算数図形 新装版 まんがではじめる中学入試対策!中学入試まんが攻略BON!」(学研教育出版)

「中学入試まんが攻略BON!」は、歴史や四字熟語など、さまざまな分野をまんがで勉強できるシリーズ。「算数 図形版」では、「角度・面積・体積」といった中学入試に出やすい問題を、まんがでわかりやすく解説しています。

単元ごとにまんがが収録されているので、登場人物のやりとりを楽しみながら図形の知識を理解でき、問題を解くポイントもあわせて確認できます。また、まんがで要点をつかんだら、実際の入試問題に挑戦できることも特徴のひとつ。入試で役立つ実践力も身につけられます。

肩の力を抜いて読めるので、図形が苦手な子はもちろん、受験勉強の入門編としてもぴったりです。図形に抵抗がある子は、まずはこの参考書で図形問題に触れてみるとよいでしょう。

「単問チェックで中学入試基礎固め/図形」(東京出版)

中学入試で出題された「単問」を集めた問題集です。「単問」とは、1問1答形式の小問・1行題のこと。中学入試では、大問の前に単問が設置されていることが多く、入試本番で得点源になる大切な問題です。また単問は、設問で問われるポイントが1つに絞られているため、基礎の習得にうってつけ。問題がシンプルなため、図形が苦手な子でも気軽に取り組めるでしょう。

この参考書では、「問題・アドバイス・解答」が1ページに2組ずつ掲載されています。左ページの問題に取り組んだら、すぐに右ページで解答をチェックできるので、テンポよく学習が進みます。「問題を解く→解答を確認する」とリズミカルに単問を解いていくことで、基礎固めがスムーズにできるでしょう。

中学入試レベルに対応! 実力が磨かれる図形の参考書

中学入試レベルに対応した図形の参考書を紹介します。過去問を頻出度順に確認できる問題集や、「カードで解法パターンを学ぶ」といったユニークな参考書など、実力アップにうってつけの4冊をチェックしましょう。

「中学入試でる順過去問図形 合格への307問 三訂版」(旺文社)

近年の入試傾向を分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載した問題集です。前半では「平面図形の問題」を、後半では「空間図形の問題」を頻出度順に掲載。「まとめのページ」→「入試問題にチャレンジ」の2ステップで、単元ごとに構成されています。まずは「まとめのページ」で公式や解法パターンをチェックし、そのあとに入試問題を解いていくという流れです。

問題がカテゴリー別に掲載されているため、不得意分野を発見しやすいのがメリット。ちなみに、別冊の「解答・解説」は、「丁寧でわかりやすい」と評判です。普段の学習はもちろん、入試直前期の総復習にもおすすめの1冊です。

「中学受験すらすら解ける魔法ワザ算数・図形問題」(実務教育出版)

受験生にとって‟はずせない図形問題“を厳選して、コンパクトにまとめた参考書です。ひとつの解法を、見開き2ページでマスターできる構成になっています。左ページでは、解法とその解法が成り立つ理由・使い方を、右ページでは、タイプ・レベルの異なる3つの練習問題と入試レベルの実践問題が掲載されています。

問題が掲載されたページをめくると、すぐ次のページで解答とくわしい解説が確認できます。答えを間違えた理由や解き方をその場でチェックできるので、「できないまま」で終わらすことが減るでしょう。また、1日30分取り組めば、約1カ月で終わらすことができる内容です。ほかの教科の勉強時間を圧迫することが少ないのも、この参考書を使うメリットです。

「ウイニングステップ算数図形シリーズ」(みくに出版)

日能研の「入試問題データベース」をもとにつくられた問題集です。4~6年生まで、学年ごと1冊ずつ販売されています。難易度別・分野別に問題が掲載され、「例題」で考え方の道筋を学び、「問題演習」で学力を身につけていくという構成です。

特徴は、「A・B・C」の3段階の難易度がすべての問題に振り分けられていること。そのため、自分のレベルに合わせて取り組むことが可能です。たとえば、「A→B→C」の順に学習すれば、学力を段階的にステップアップすることもできます。「小学6年版」は入試問題演習が中心のため、学力に自信がない子は「小学4年版」「小学5年版」からスタートするとよいでしょう。

「中学入試カードで鍛える図形の必勝手筋シリーズ」(東京出版)

図形問題の解法パターンを、カードを使ってトレーニングするユニークな参考書です。「平面図形編」「動く図形・立体図形編」の2つがあり、それぞれ44通りの「手筋(問題の解き方)」が解説されています。

「手筋編」で解法をひととおり学んだあと、同梱のカードを使った学習に進みます。カードの表には、問題と手筋の番号・難易度が記載されていて、カードの裏には解答が書かれています。おすすめは、ランダムに並べたカードからひとつ選び、そこに記載された問題に挑戦すること。わからない場合は冊子で詳しい解答を確認する……という流れを繰り返せば、瞬発力高く問題を解く練習になります。図形の学習が一巡し、得点力をさらに上げたい子にうってつけの参考書です。

 

子供に合った参考書で、図形問題の得点力を上げよう

図形の参考書は、さまざまなタイプ・レベルのものがあります。図形に苦手意識がある子や、受験勉強の入門期には、まんが付きの参考書やシンプルな問題が掲載された参考書がおすすめ。ある程度学習が進んでいる子は、総復習に使えるものや難易度が高めの参考書を選びましょう。お子さんのレベルに合った参考書で、図形問題の得点力を高めていけると良いですね。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

おもに学問や食文化に関する記事を執筆。食べること、読むこと、知ること、書くことがライフワーク。「人と人」「人と場所」「人と機会」の橋渡し役となれるよう日々精進中です。