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偏差値60以上の受験って? 難関校の国語の特徴も解説

2022年5月03日 天海ハルカ

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偏差値とは、受験者全員の得点分布から算出したものです。そして「偏差値60」は全体の上位約16%。あくまで参考ですが、偏差値60前後になると、芝中学校や本郷中学校、東洋英和女学院中等部などの入学が見えてきます。

偏差値60を超える学校は、第一志望としてだけではなく、御三家レベルの併願校として、また偏差値50台の子のチャレンジ校としての受験も多いため、競争が一段と激しくなります。

今回は、偏差値60以上の中学受験をテーマに、難関校の国語の問題の特徴についてもお伝えします。受験イメージと、目標設定にお役立てください。

偏差値60以上の子は入れ替えが少ない

「偏差値60は上位16%」と聞くと、自分には無理だ……と諦めてしまう子もいるでしょう。しかし、たとえば6クラスの塾で考えると、最上位クラスに在籍している生徒は約16%ということになります。最上位コースと考えれば、努力次第で狙えるところと考えられるのではないでしょうか。「偏差値60=上位16%」と聞いて、焦ったり悲観的になったりする必要はないということです。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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