連載 中学受験との向き合い方

子供の自己肯定感と自己効力感について ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2019年10月25日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

前回は中学受験を終えたあとの春休みの過ごし方について解説しました。今回は「自己肯定感」と「自己効力感」について田中先生に伺います。

「自己肯定感」と「自己効力感」とは

中学受験は日々勉強を少しずつ重ねて目標に近づいていく、いわばマラソンのようなものです。ときにはコンディションを崩したり、モチベーションが下がってしまったりする日もあるでしょう。しかし、ここで「どんなときでも自分の力で課題を発見し、解決し、前進する力」を磨いておけば、志望校合格だけでなく、今後の人生においても役に立つことでしょう。

「前進する力」を得るには、大切な2つの要素「自己肯定感」と「自己効力感」があります。これらは文字からナントナク意味を想像できるかもしれませんが、理解しておくと役に立ちます。まずはそれぞれの違いを解説していきましょう。


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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。「一家にひとり、一課にひとりのコミュニティ・カウンセラー」を育てることを目標としている。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。