
受験が終わったあとの春休みの過ごし方 ―― 中学受験との向き合い方
専門家・プロ
2019年9月30日
やまかわ
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首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。
前回は、志望校に受からずに受験を終えた場合の心のケアについて解説しました。今回は、中学受験を終えてからの春休みの過ごし方について、田中先生に伺います。
Contents
中学生は大人?
中学生になると大人扱いされる場面があります。それは電車賃です。表記の仕方は会社によって異なりますが、たとえば東武鉄道は「大人は、中学生以上です。小児は、小学生です。」と明記しています。一方、民法では成年すなわち成人扱いは現在は20歳(2022年からは18歳)からですので、中学生は未成年です。すなわち中学生は部分的に大人扱いされるということです。
いつから中学生扱いされるのか
小学校の卒業式後も3月31日までは小児扱い、4月1日からは中学生として扱われます。ですから、中学受験から小学校卒業式を経て中学校の入学式までの間に”扱われ方”が変化します。つまり受験後の”春休み”はこれまでの春休みとはその”節目”としての性質が異なるということです。学校からの宿題も(たぶん)ないこのめずらしい期間に、大人に向けて一歩踏み出す準備をしませんか? これが私からの提案です。
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