【春期講習】効果的な選び方と受講のポイント
春休みの時期に、各塾が開催する春期講習。中学受験生にとって貴重な春休みを有意義に過ごすための心強い味方です。春期講習の選び方や受講するときのポイントを知ることで、実りのある春期講習にしましょう。
Contents
春期講習を受けるメリット
小学校は3月末から2週間程度の春休みを迎えます。この時期は「今年度の締めくくりと新年度準備」の時期と位置付けることができます。つまり受験生にとって春休みとは、現学年のやり残しを片付け、新学年のスタートダッシュを切るための2週間なのです。
短期集中で、密度の濃い学習ができる
春期講習の授業内容と時間数は塾ごとにさまざまですが、「短期集中型」という点は共通です。通常の塾の授業は1教科あたり週1~2回ですが、春期講習は3〜5日連続と間を置かずに学習できます。つまり月4回で学ぶ内容を、4日間で習得可能ということです。春期講習を受けると、このように短期間で密度の濃い勉強ができます。
春期講習を受ける前に気をつけたい2つのこと
「どの塾の春期講習を受けるか」を考える前に大切なことが2つあります。
1、日程の確保
2、子供の現状把握
1、日程の確保
まず、春期講習を受ける時間的余裕があるかということです。スポーツの合宿や発表会といった習い事、旅行や帰省といった家庭の用事との兼ねあいを考えて、無理なく受講できるスケジュールをおさえる必要があります。
2、子供の現状把握
次に子供にとって必要な学習内容の見極めです。わが子の得意や不得意を踏まえて復習・予習の優先順位を決めることで、受講すべき春期講習が見えてきます。
春期講習の選び方
春期講習を選ぶときに最も大切なのは、子供の現状と目標に合った講習を選ぶことです。
塾に通っている場合
すでに塾に通っている場合は、悩むことは多くありません。塾の学習カリキュラム(年間計画)は通常授業と季節講習を踏まえて設計されているので、その塾の春期講習を受けるのが効果的です。複数の講座があるなら、レベルや内容について塾の先生に相談するとよいでしょう。
塾に通っていない場合
塾に通っていない場合は、各塾の春期講習の特徴に注目しましょう。たとえば「4大受験塾」といわれる、SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーの春期講習は、全体として次のような特徴があります。
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