南雲先生おすすめブックガイド いま読んでほしい作品編|「国語力」が、中学受験を左右する!
専門家・プロ
2020年5月28日
水溜 兼一(Playce)
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本連載では、国語の講師として、中学受験を目指す子どもたちを長年指導している南雲ゆりか先生が、国語力アップにつながるさまざまな方法を紹介します。
前回は近年の入試で取り上げられた作家や作品を、説明文・論説文と物語に分けて紹介しました。今回は南雲先生が、コロナ禍のいま子どもたちに読んでほしい作品をいくつかお伝えします。
Contents [hide]
- 世の中の変化に不安を感じるときは、本を開いてみよう
- 好きなことを極め、仕事にしている人の話
- 『宇宙への夢、力いっぱい』若田光一・高橋うらら
- 『未来のだるまちゃんへ』かこ さとし
- 『恐竜まみれ:発掘現場は今日も命がけ』小林快次
- やさしく、心が癒される話
- 『トレモスのパン屋』小倉明
- 『あずかりやさん』大山淳子
- 考えさせられる話
- 『ニングルの森』倉本聰
- 『のんのんばあとオレ』水木しげる
- 『ちゃんと悩むための哲学~偉人たちの言葉~』小林和久
- 『図解でわかる 14歳から知っておきたいAI』インフォビジュアル研究所
世の中の変化に不安を感じるときは、本を開いてみよう
コロナ禍により、学校の授業の進行が遅れたり、家庭での学習が思うように進まなかったりすると、保護者の方は「もっと勉強させなければ」とあせってしまうこともあるかと思います。塾のテキストや問題集などに取り組ませようとするあまり、子どもが本を読む時間が減ってしまうことも……。
でも、こういうときこそ、読書は大事です。それは国語力を上げるためだけではありません。強い信念を持って夢を叶えた人の勇気溢れる物語を読んだり、心がほっと癒される作品に触れたり、人や社会のあり方を考えさせられる本に目を通したりすると、一冊一冊が子どもたちに良い影響を与えてくれるはずです。ここでは、私がこれまで出合った本の中から、おすすめをいくつか紹介します。
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