
国語の文法問題をどう考える? 中学入試で出題されやすい文法を解説
国語では、「主語・述語」「動詞」「敬語」など、さまざまな文法が登場します。これらの中から、文法問題として出題されやすいものをピックアップして、それぞれの考え方を紹介します。
Contents
主語・述語と修飾語を理解して、文章読解や作文の基礎を固めよう
主語・述語は小学校低学年で、修飾語は中学年で習います。「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」という文で、「何が」が主語、「どうする」「どんなだ」「何だ」が述語です。また、修飾語は、ほかの言葉を詳しく説明する(かかる)言葉です。これらの言葉は、文章読解や作文の基礎になります。
主語と述語を正しく対応させよう
主語や述語を答える問題では、最初に述語を探します。日本語では、原則として文の最後が述語になります。次に、主語を探します。たとえば、「昨日、ぼくは買い物に行った。」という文では、「行った」が述語で、「ぼくは」が主語です。多くの場合、主語は「が・は・も・こそ・さえ」などが目印になります。「ぼくは」にも「は」がついています。
日本語では、主語が省略されることが多いので要注意です。たとえば、「今日、公園で遊ぶ。」の文に主語はありません。また、「は」などがついている言葉でも、必ずしも主語になるとは限りません。「今日は友達と会う。」の述語は「会う」です。誰が「会う」のかを考えると、「は」がついていても「今日は」は主語でないとわかります(つまり、この文では主語が省略されています)。主語と述語を正しく対応させられないと、文章を誤読したり、意味不明な文を書いたりします。
修飾語がどの言葉にかかるかを考えよう
「私は赤いリンゴを食べた。」という文では、「赤い」が「リンゴ」にかかる修飾語で、「リンゴを」が「食べた」にかかる修飾語です。
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