連載 好奇心を育む東大式子育て

「わからない問題が多くて、このままでは勉強嫌いになってしまうかも……」そう思ったときにどうすればいい?|自信をつけて伸びる子に! 好奇心を育む東大式子育て

2021年12月21日 橋本拓磨

好奇心と自信を持つ子はどう育つの? 『10歳からの東大式勉強術入門』の著者・橋本拓磨さんが、中学受験を視野に入れる保護者さんのために解説します。

小学生がチャレンジする中学受験は、親御さんのサポートが不可欠です。お子さんや、ご家庭の状況によって、サポートの度合いはさまざまですが、モチベーション管理に苦労されているご家庭は多いでしょう。「わが子には勉強を頑張ってほしい。けれども、無理強いすると勉強嫌いになってしまうのではないか」などと考えてしまいますよね。今回は、受験勉強がうまくいかないとき、勉強が嫌いになってしまいそうなときにどう声掛けをすべきか、どう改善していくかをお伝えしていきます。

「わからない問題」を解決できないと、勉強を避けたくなる

受験勉強を主体的にやっているお子さんでない限り、どこかで勉強がうまくいかない時期や勉強したくない時期がやってくることは避けられません。勉強をしたくなくなってしまうのは、多くの場合「わからない問題があって、挫折してしまう」のが要因になっています。

具体例として……

  • 自分のレベルに合わない難しい問題が出てきて、説明も理解できずに諦めてしまう
  • 解いてみたけど計算が面倒で時間がかかってしまい、やる気がなくなってしまう
  • 時間をかけて解いて、合っていると思っていた問題が間違っていて萎えてしまう

といったことが挙げられます。

中学受験の場合は、高難度の問題や複雑な計算を扱う機会が多くあるので、苦手な範囲があると正答率がガクッと下がってしまいます。平均的な小学生からすれば十分な基礎学力が身についている状態でも、レベルの高い問題に多く触れていくうちにだんだん自信をなくしてしまったり、わからないからと諦めてしまったりすることが増えてくるわけです。

そうした問題は1つ2つある程度で、解ける問題・理解できる問題が順調に増えている、という場合は問題にならないですが、わからない問題が続くと慢性的な苦手意識につながるので、早めに解決したいところです。

箇条書きで挙げた理由の2つ目、「計算が面倒でやる気がない」という場合も、一見苦手意識とは関係がなさそうですが、根本的に「計算が苦手」な場合があります。

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橋本拓磨
この記事の著者

小中高生向け個別指導塾「SUNゼミ」・大学受験学習塾「STRUX」塾長。東京大学法学部卒。地方トップの高校に首席入学、文系首席で卒業後、東京大学文科1類に現役合格。在学中より学習計画を立てて自学自習を指導する学習塾STRUXを立ち上げ、2020年からは小学生~高校生に向けた個別指導塾SUNゼミでさまざまな学年を対象に、勉強を通じた成功体験を提供できるよう指導している。著書『現役東大生が伝えたいやってはいけない勉強法』『10歳からの東大式勉強術入門』で東大生へのアンケートを実施し、勉強法・子育てのコツを発信している。