中学受験ノウハウ 勉強法

学習効率を高めるための復習の仕方とタイミング

2022年5月07日 石井知哉

「復習が大切」とはよく言われますが、復習はなぜ必要なのでしょうか? そして、復習はどのタイミングでどのように行えば効果的なのでしょうか?

忘れるのがあたりまえ、だから復習が大切

そもそも人間の脳は忘れるようにできています。「エビングハウスの忘却曲線」というグラフを見たことのある人も多いと思いますが、時間の経過に伴い、記憶は低下します。塾や学校で習ったことも、放っておくと1週間後には忘れてしまいます。それに対して、記憶の低下を防ぐ最善の方法が復習なのです。

塾に通っていて勉強時間が多い割にテストの点数があがらない、というのは中学受験を目指すご家庭にとって大きな悩みですが、その原因のひとつとして、復習不足が考えられます。復習をしていないため、過去の学習内容を忘れてしまい、テストの得点につながらないのです。

復習しないと塾通いが無意味になるおそれも

学校では毎日授業があり、前回の授業のおさらいをしながら次の内容に進んでいきますが、塾ではそうはいきません。1教科あたりの授業は週に1・2回ですし、毎回新しい内容を進めます。前回の授業内容を理解していることを前提に次の授業を行います。ですから、1週間前に習ったことを忘れていると、授業についていけないのは当然です。

どの塾でも、家庭学習で復習を行うことを大前提としてカリキュラムを組み立てているので、復習を通じて授業内容を定着させていかなければ、塾に通っても効果は薄いです。個別指導塾の場合は生徒にペースを合わせてくれますが、逆に言えば、前の週の授業で習ったのと同じことをくり返すだけの授業になってしまい、なかなか先に進みません。これでは、受験に間に合いません。

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石井知哉
この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。