学習 算数

虫食い算の解き方にはコツがある? パズルのようで楽しい計算問題に挑戦しよう

2022年3月30日 みみずく

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計算式の中にある空白を他の数字から推測する問題を「虫食い算」といいます。有名な「SEND+MORE=MONEY」のように、同じ文字(アルファベット)には同じ数字が入るというルールで式を求めるタイプの虫食い算は「覆面算」とも呼ばれます。今回は、虫食い算を解くためのコツを解説します。

虫食い算の基本問題を解いてみよう

一般的な虫食い算では、筆算の中にいくつかの□があって、その□にいろいろな数字が入ります。

虫食い算の足し算にチャレンジ

虫食い算を解くためのコツは、わかる空白からどんどん埋めていくことです。【問1】ではまず、一の位の足し算が「□+1=5」なので、□=4と決まります。次に、十の位の足し算は「7+□=3」ですが、7に足して3になる一桁の数はありません。このような場合は繰り上がりを考えます。「7+6=13」となるので、□=6とします。答の中にある3はただの3ではなく、13の一の位だったということです。最後に、百の位の足し算の「□+2=11」を考えます。ここだけを見れば□=9ですが、十の位から繰り上がる1があるので、「□+2+(繰り上がりの)1=11」となって□=8です。

虫食い算の割り算にチャレンジ

【問1】は足し算なので簡単でしたが、わり算の虫食い算は難しめです。しかも、次の【問2】のように、空白が多いと、どこから手をつけてよいのかがわからないかもしれません。

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みみずく

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  • この記事の著者

家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
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