「賢くなるパズル」とは? 世界中で人気を博しているパズル教材の魅力に迫る (1ページ目)

2018年1月23日 みみずく

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「賢くなるパズル」は、「宮本算数教室」を主宰する算数教師、宮本哲也さんが2004年に考案したパズルです。書籍版は、「四則」「計算ブロック」「てんびん」など種類が豊富で、難易度別に分かれています。韓国、ドイツ、フランスなどでも翻訳出版されているほどの人気ぶりです。最近ではニンテンドーDSやiPhoneに対応し、書籍を購入しなくても利用できるようになりました。今回は、この「賢くなるパズル」の魅力を紹介します。

「賢くなるパズル」で子供も保護者も学べる!

宮本算数教室は、開成・麻布・桜蔭などの最難関中学に生徒の80%以上が進学する実績を誇っています。そして、「賢くなるパズル」は、もともと宮本算数教室で使用されていた教材です。そのため、「賢くなるパズル」には、中学受験で大切なノウハウが凝縮されています。

パズルだから勉強している気がしない

小学生、特に低~中学年は、「勉強」というと身構えてしまいます。勉強が必要であることはわかっていても、楽しいことに気を取られてしまうからです。それなら、その楽しいことが勉強につながっていたら……? 「賢くなるパズル」では、これが実現します。夢中でパズルを解いている子供は、いつのまにか四則計算をマスターし、さまざまな能力が鍛えられていることでしょう。

「絶対に教えないでください!」

賢くなるパズルには、「絶対に教えないでください!」というメッセージが添えられています。これは、悩んでいる子供に保護者が解法を教えたりヒントを与えたりするのはNGということ。この経験を通して、保護者は子供の見守り方を学べます。子供が「教えて」と言ってきたらどう応えればよいのでしょうか? 「こうすればいいじゃない」と教えたくなる気持ちをどうすればこらえられるでしょうか? 「賢くなるパズル」は、子供だけでなく、保護者にも大切なことを考えさせます。

「賢くなるパズル」で3つの力が身につく!

「賢くなるパズル」のルールはシンプルです。与えられたマス目に1~9の数字を入れて条件を満たすだけです。しかし、シンプルであるからこそ奥深く、このパズルを通して3つの力が身につきます。

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