理科の視点で食塩水問題を考える! 溶解度を理解して苦手意識を克服

2022年10月20日 みみずく

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食塩水の濃度にかかわる設問は、算数でも理科でも出題される中学受験の定番問題。しかし、理科の計算問題は算数の濃度算と異なる部分があり、算数が得意だからといって必ずしも解けるとは限りません。今回の記事では、理科の観点から食塩水問題について解説していきます。

食塩水の濃度を求める公式

実際に問題を解いていく前に、まずは濃度の意味と公式を確認してみましょう。

濃度とは何か?

ある物質が溶けた液体を「溶液」といいます。溶液に溶けている物質が「溶質」で、溶質を溶かしている液体が「溶媒」です。液体が水の場合は、特に「水溶液」と呼ばれます。食塩水は水溶液の一種で、食塩が溶質、水が溶媒です。

「濃度」は溶液の重さに対する溶質の重さの割合を表します。割合に100をかけて「%」をつけた値で考えるのが一般的です。

濃度を求める公式とは?

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みみずく

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  • この記事の著者

家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
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