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小中学生の約8割が花粉症! 勉強にも影響大。みんなが実施している対策は?


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ニフティが運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」は、「花粉症」に関するアンケート調査を実施しました。

同調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、花粉症のせいで一番苦しんでいることは何か、いつごろから花粉症になったか、今までに効果があった花粉症対策グッズは何かなどについてのアンケートを実施し、1,694人から回答を得ました。

花粉症の小中学生が一番苦しんでいることは?

Q花粉症の症状で一番つらいのはなに?

一番つらい症状は「鼻水・鼻づまり」で、全体の42%と半数近い結果となりました。「花粉症ではない」と答えた人は21%なので、小中学生の約8割が花粉症ということがわかります。

Q【花粉症の人へ】花粉症のせいで一番苦しんでいることは?

花粉症の人が一番苦しんでいること第1位は、小中学生の28%が回答した「勉強に集中できない」でした。

その他の回答には「ダルすぎてやる気が起きない」「コロナと勘違いされてしまう」「学校で鼻をかむのが恥ずかしい」など、さまざまな意見が集まりました。

Q【花粉症の人へ】マスク着用や病院や市販の薬を飲む以外で、花粉症の対策としてやっていることを教えて!

最も多かったのは「何もしていない」と答えた人で全体の27%でした。対策をしている人の回答では「なるべく外に出ない」が1位でした。

その他には「マスクを外さない」「家に帰ったら顔を洗う」「花粉防止スプレーをかける」など自分でできる対策をしている人や、病院へ通っている人の中にはアレルギーの治療法である「鼻の粘膜を焼く治療(レーザー治療)」や「舌下免疫療法」などの対策している人もいるようです。

Q【花粉症の人へ】自分が何の花粉に反応する花粉症か知ってる?

「知っている」と答えた人は全体の47%で、小学生よりも中学生の方が知っている人の割合が多いようですが、約半数ははっきりとした原因がわからないという結果でした。原因となる花粉を特定することで、より効果的な対策ができて症状の軽減ができる人が増えるかもしれません。

Q【花粉症の人へ】いつごろから花粉症になった?

「わからない」と答えた人が21%いるものの、「小学校入学前」と答えた人が全体の29%で第1位でした。

Q花粉症以外のアレルギーはある?

「ない」と答えた人は小中学生の45%でした。花粉症以外のアレルギーがある人の中では「ハウスダスト」が最多でした。

その他の回答には「寒暖差アレルギー」や「金属アレルギー」など、人によっていろいろなアレルギーがあることがわかりました。

Q【花粉症の人へ】花粉症がつらくて学校を休んだことはある?(通院以外で)

休んだことが「ある」人が小中学生の13%でした。症状があっても学校を休んでいない人が多いようです。

Q【花粉症の人へ】コロナ禍でマスクを日常的につけることで花粉の症状は変わった?

「コロナ前より軽くなった」と答えた人は全体の33%でした。マスクをすることで花粉を体の中に入れないことが、症状を軽くするのに繋がっていることがわかります。

今までに効果があった花粉症対策グッズって?

今までに効果があった花粉症対策グッズについても聞いています。

〇薬(目薬、点鼻薬、飲み薬など)
〇花粉対策メガネ
〇花粉防止スプレー
〇マスク
〇ワセリンを鼻にぬる

病院で処方された薬や市販の薬などさまざまでしたが、薬を飲むのが一番効果的だったという意見が多く寄せられました。

調査概要

○アンケート実施期間:2023年2月14日(火)~3月7日(火)
○調査機関:自社調査
○調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数:1,694件
○調査方法:インターネット調査

 

「花粉症」に関する調査レポート:https://kids.nifty.com/parent/research/20230201kafun/

ニフティキッズ: https://kids.nifty.com/

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※記事の内容は執筆時点のものです

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