ユウシン先生
中学受験ノウハウ 連載 我が子に中学受験をさせる親が知っておくべき100のこと

022 学校見学会や説明会で何を見る?聞く? チェックすべきポイント、かしこい質問の仕方|我が子に中学受験をさせる親が知っておくべき100のこと

専門家・プロ
2024年4月27日 ユウシン

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人気YouTubeチャンネル「ホンネで中学受験」のユウシンさんによる、動画&テキスト連載! お子さまの中学受験を考える親御さんにぜひ知っていただきたいことを、ユウシンさんならではのやわらかくあたたかい語り口でお伝えしていきます。

こんにちは、ユウシンです。

卒入学や進級の慌ただしさも落ち着き、多くの中高一貫校で学校説明会や見学会が実施される季節となりました。

GW前後には、複数の学校が集まる合同説明会も各地で開催されるようですね。

そこで今回の記事では、中学受験に関するこれらのイベントで「チェックすべきポイント」「伝わる質問の仕方」をお伝えしようと思います。

はじめて説明会に参加する人はもちろん、何度参加してもしっくりくる質問の仕方が分からない・個別相談の場をうまく活用できないなど、いつもモヤモヤしながら帰路につく保護者さんもぜひ読んでみてください。

それでは、いきましょう!

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学校を訪問する時の心がまえ

まずは、説明会など各種イベント参加時に保護者さんが意識してほしいポイントを2つお伝えします。

1.子ども主体で考えて!

受験勉強を始めたばかりのご家庭であっても、保護者さんの心の中には「できればここを志望校にしてほしい!」と目星を付けている学校がいくつかあるのではないでしょうか。

そこで、こういった期待値の高い学校のイベントを真っ先に予約。意気揚々と親子で参加したものの、当の子どもは反応が薄くて……。いや、むしろまったく刺さってない……?

はい。あるあるです(苦笑)。

こんな時、親御さんは「ガッカリ」という感情を抱いてしまいがち。

何とか気に入らせようと、あの手この手で子どもの気持ちを誘導したくなるかもしれません。

高い学費を払うのは保護者側ですから、どうせ通わせるならこんな場所がいい・こんな環境で勉強してほしいと、いろんな「欲」が生まれるのは当然です。

お弁当が要らない・送迎がラクなど、大人目線の評価基準もあるでしょう。

けれどやっぱり、学校に通うのは子ども本人。

もしお子さんから思い通りの反応が返ってこなくても「この学校はうちの子には合わなかった。早いタイミングで分かって大収穫!」そんな捉え方をしていただきたいと思います。

2.お子さんが通学する姿、イメージできますか?

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ユウシン

ユウシン

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「ホンネで中学受験」発起人。現役の中学受験塾講師、家庭教師。教育熱心な家庭の三男として中学受験を経験する。巣鴨高等学校から慶應大学法学部に進学後、家庭教師や塾講師として中学受験業界に入るが、そこで保護者に向けた正しい情報発信の必要性を痛感し、ホンネで中学受験を立ち上げる。
中学受験によって「やり抜く力」を身につけ、その先の人生を切り拓けるようになることを目標とし、情報発信、指導に尽力している。
中高時代は部活で野球に取り組み、趣味でバンド活動も行っていた。趣味が多く、サウナ・野球・ゴルフ・ギター・車など。

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