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【調査レポート】帰国子女入試を徹底解説!日本でも英語力を伸ばす秘訣は「オンライン学習」の継続


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Japan Navi Groupは、帰国生のためのWebサイト「帰国生のミカタ」において、「帰国生入試のプロが徹底解説!首都圏版・帰国生中学入試 2023 リポート」のセミナーを開催しました。このセミナーは世界16カ国から127名の参加を得たということです。

2023年の帰国生入試の出願動向

難関中学への出願減少と中堅中学への増加、212校の帰国生受験校存在を報告。

同セミナーには、早稲田アカデミー国際部国際一課課長であり海外子女教育振興財団の教育アドバイザーも務める田畑先生も登壇。2023年の首都圏版・帰国生中学受験の特徴が明らかになりました。

難関中学への出願者数が減少している一方、中堅中学への出願者数は増加。また、帰国生対象の受験を実施している中学校は合計で212校存在するという結果が報告されました。

一般受験でもグローバル教育を実施の学校が人気。帰国生受け入れ校の増加にも影響。

グローバル教育を実施している学校が一般受験でも人気を集めており、中堅の中学校も帰国生対象の受験枠を設けていることがわかりました。この動向は多くの中学校がグローバル教育を重視し、帰国生の受け入れを積極的に行っていることを示しています。

一部の学校では、国語が苦手な生徒のために、算数と英語のみで帰国子女向けの受験を実施している他、英検2級以上やTOEFL90点以上を取得している生徒には英語の試験の免除が適用される学校もあります。

帰国子女の日本での英語勉強法、アンケート結果から明らかに!

セミナー参加者が日本での英語勉強をどのように実践しているかの調査もありました。

アンケート結果から、帰国子女が日本での英語勉強において最も人気があるのはオンラインを活用した英会話や読書で、34.4%の参加者がこの方法を実践していることがわかりました。

次に多かったのは帰国子女専門の英語塾で、31.3%の参加者が塾を利用しています。その他、インターナショナルスクールのアフタースクールやラジオ英会話、YouTubeの活用、英字新聞を読む、なども一部の帰国子女によって実践されています。さらに、英語授業がある学校への入学も一定の人気を集めており、6.3%の参加者がこの方法を選んでいます。

(※回答は今後日本に帰国予定の方も含まれます。)

調査概要

1-1. 調査期間
2023年4月16日

1-2. 調査機関(調査主体)
Japan Navi Group https://japan-navi-group.co.jp/

1-3. 調査対象
在外子女もしくは帰国子女の子供を持つ保護者

1-4. 有効回答数 66名

1-5. 調査方法 アンケートフォーム

※記事の内容は執筆時点のものです

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