過不足算であまりや不足をどうする? 線分図や面積図を描けば簡単に解ける
2023年7月18日
みみずく
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中学受験算数の特殊算に「過不足算」があります。過不足算ではあまりや不足を足したり引いたりしますが、「足すの?引くの?」と悩む受験生も少なくありません。そんな悩みが生じない解き方をわかりやすく紹介します。
Contents
過不足算ではあまりや不足に注目
過不足算とは、あるものを何人かで等しく分けるとき、あまりや不足から個数や人数を求める特殊算です。具体的な問題で解き方を考えてみましょう。
過不足算とはどのような特殊算?
【問1】子どもたちにあめ玉を1人5個ずつ配ると13個あまり、1人7個ずつ配ると3個不足します。子どもは何人いますか。
【問1】が典型的な過不足算です。1人当たりの個数の差は7-5=2(個)です。一方、全体の個数の差はあまりと不足の和で13+3=16(個)です。したがって、16÷2=8(人)が子どもの人数です。ちなみに、あめ玉の個数は5×8+13=53(個)で、問題によってはこちらを求めなければならないこともあります。
【問1】ではあまりと不足の和を考えました。ここで、多くの中学受験生は「どうしてあまりと不足を足すの?」とこんがらがってしまいます。その混乱をすっきり解消したければ、問題の状況を線分図や面積図に表してみるのがおすすめです。
過不足算を線分図で解く
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