中学受験で通信教育を使うメリットとデメリット
中学受験対策の定番は塾通いですが、一方で通信教育も気になり、迷うこともありますよね。そこで、通信教育の基礎知識からメリットとデメリット、向いている子のタイプ、塾通いとの併用などを解説します。
Contents
通信教育とは?
教室で授業を受けるのではなく、郵便やインターネットなどの情報通信技術を利用し、自宅で学習する教育方法です。テレビCMやネット広告でよく名前を聞く「進研ゼミ」「Z会」「スタディサプリ」などがありますが、指導内容・方式で大きく2つに分けられます。
【1】添削指導タイプ
例:進研ゼミ、Z会など
テキストや問題集が送付され、自宅で解説を読み問題を解きます。答案を送ると添削・返送されます。個別に細かく添削されるので、記述式の問題の解答力を伸ばしたい場合には特に有効です。中学受験レベルに対応したコースもあり、難しい問題には解説動画が配信されることもあります。タブレットを使って学習するコースもあります。
【2】講義動画タイプ
例:スタディサプリなど
パソコンやスマートフォンなどの端末を使い、WEB上で動画の授業を受けます。授業内容は学年・単元ごとに細分化されており、学校教科書レベルから受験レベルまで選べます。問題集やドリルをダウンロード・印刷すれば、問題を解く練習も可能です。
両タイプとも、メールやWEBページで学習状況や進み具合が親にも共有され、子供の状態を把握できます。
中学受験で通信教育を使うメリット
【1】時間の融通が効く
塾や家庭教師の場合、「毎週●●曜日の●●時」と授業日時が決まっていますが、通信教育には曜日と時間の縛りがありません(「添削指導タイプ」は、答案の送付期限はあります)。また、通塾にかかる往復時間も節約できます。習い事やスポーツなどで忙しい子にとっては、限られた時間を有効に活用できます。
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