中学受験ノウハウ 習慣づけ

「読書好きの子」を育てるための親の行動5選

2021年12月29日 石井知哉

読書によって得られる効果は「語彙力」「読解力」「表現力」「論理的思考力」の向上、「想像力」が豊かになること、そして「世界」が広がることです。これら、読書によって得られる学力・効果に関して、これまでに次の記事で解説をしました。

しかし、「子供に読書習慣をつけさせたい」となっても、具体的にどうすればよいのかは悩みどころでしょう。そこで今回は、子供を読書好きへ導くために親がすべきこと、できることを解説します。

「読書好きの子」を育てるための親の行動1 ――親が読書する習慣と本に囲まれた環境をつくる

子供は親の背中を見て育つもの。親がいつもテレビドラマやスマホゲームに興じているなど、「読書」という「文化」がない家庭環境では、子供の興味が読書に向くことはありません。

● 親が普段から本を読んでいる
● 家に本がたくさんある

そんな習慣や環境があると、子供自然と読書に向かう流れができます。

「読書好きの子」を育てるための親の行動2 ――読み聞かせをする

読書のきっかけは「読むこと」とは限りません。むしろ、子供の言語活動は「聞く→話す→読む→書く」と段階的に発達するものです。「親が読んで聞かせる」のが、読書体験の理想的なファーストステップです。

子供の「本を読んで」というおねだりは絶好のチャンス。同じ本の同じパートを何度もせがむものです。親としては同じ話ばかりで飽きますが、子供にとっては毎回が「新鮮な体験」そのもの。

何度も読み聞かせると、子供は暗唱できる程に話を覚えます。こうなればしめたもの。文字を読むためのトレーニングのベストタイミングです。「自分でも読めるようになりたい」という気持ちが強いモチベーションになり、まるで乾いたスポンジが水を吸収するように覚えていきます。

絵本のように挿絵があると、言葉とイメージがつながり、「文章を読んで情景が思い浮かぶ力」すなわち「読解力」が育つ下地になります。

「読書好きの子」を育てるための親の行動3 ――書店や図書館に連れて行く

オンライン購入や電子書籍が主流になりましたが、書店で実際に多くの本を見て触れて選ぶことは効果的です。実物の本の重量感や質感、紙やインクの匂いなど、手にした時の高揚感は「読書の歓び」につながります。触覚や嗅覚などの感覚も「本好きな子」のきっかけになります。

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石井知哉
この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。