中学受験ノウハウ 塾選び

【中学受験】日能研の費用やカリキュラム、特徴をチェック!

2018年8月22日 やまかわ

中学受験塾の3大塾の一つである日能研。通塾生のほとんどが使用しているNバッグは、「N」の部分が光に当たると浮き上がって見えるため、交通事故防止にも役立っているそうです。また、電車内で頭の体操に一役買っている「シカクいアタマをマルくする。」の広告は、大人が考えてもなかなかの難問。問題が解けないまま、電車を降りてしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな日能研のおおまかな特徴について紹介していきます。

日能研とは?

日能研は、高校受験や大学受験のコースは設けておらず、中学受験のみに特化した学習塾です。この項では、日能研の教室数や全国展開の規模、カリキュラムやテキストの特徴についてみていきます。

出典:日能研
http://www.nichinoken.co.jp/

日能研の教室数―エリア

直営教室は東京・千葉・神奈川・茨城の50教室と北海道1教室です。

日能研のカリキュラムや指導の特徴

「学び方に親しむ。」「学び方を広げる。」「学び方を深める。」という3つの習慣を小学6年生前期までにじっくりと身につけていくカリキュラムの日能研。本格的な受験のノウハウを体得していくのは、小学6年生の後期からになります。「思考技法」と「素材」を自分自身の力で組み合わせて合格する力をしっかりとつけていきます。

テキストは授業用のものと、授業の復習として家庭学習時に使用する「栄冠への道」の2冊。どちらも余白が多めにとってあるのが特徴です。その場で考えたこと、感じたことを書きこめるため、解き直しの際には、答えだけでなく、正解へのプロセスをしっかりと振り返ることができる仕組みになっています。

日能研の中学受験コースはどうなっている?

「授業で新しい学習内容・学習の視点に出会う」「家庭で学び直しをする。」「テストで授業や家庭で学んだことを試してみる」という3つのポイントを大切にしている日能研。この項では、授業時のクラスの特徴や入塾テスト、授業料や合格実績についてチェックしていきます。

日能研のコース特徴

1クラスは25名程度。授業は生徒たちが活発にどんどん思いついたこと、考えたことを発言していきます。自分だけでなく、他の生徒たちの考えを知ることも勉強のひとつ。中学受験を知り尽くした精鋭の講師陣や上質なテキストに加えて、仲間たちと切磋琢磨できる環境も整っています。

日能研の入塾/組分けテストは?

日能研に入塾するためにはテストが必要です。科目は国語と算数の2科目。費用は無料です。入塾後も、模擬試験や授業の確認テストを定期的に受けることになりますが、成績のみならず、お子さんごとの最適な学習環境を考えたうえでクラス替えをしていきます。4・5年生は2か月に一度、6年生は毎月のクラス替えです。

日能研の特別講習は?(春期・夏期・冬期講習)

春期・夏期・冬期講習も密度の濃い授業です。3年生は思考コース、4年生は標準/発展コース、5年生は標準/応用/発展コース、6年生は標準/応用/難問コースとレベル別の授業になっています。日能研全国テスト、あるいは日能研全国公開模試を受験して、その成績を参考としたコースを提案されます。講習の最終日には特別テストを実施。外部生はこのテストの点数次第で入会判定がなされます。

日能研の費用は?

ここでは、学年ごとの、科目数/1週間当たりの授業日数/授業料(税込)をご紹介します。

3年生
2科目/週1日/10,260円

4年生
4科目/週2日/20,520円
2科目/上記のうち、国語・算数のみ受講/15,390円

5年生
4科目/週3日/25,272円
2科目/上記のうち、国語・算数のみ受講/18,144円

6年生
4科目/週4日/40,824円
4科目/週3日/30,132円
2科目/上記のうち、国語・算数のみ受講/21,600円

これらの他に入会金、模試・テスト費用、教材費が必要となります。また、授業料は地域によって異なる場合がありますので、詳しくは希望の校舎までお問い合わせください。

日能研の合格実績は?

東京では開成中学校42名、麻布中学校73名、武蔵中学校31名という御三家と呼ばれる中学校のほか、海城中学校82名、駒場東邦中学校52名、芝中学校110名とたくさんの合格者を出しています。

このほかの地域でも、北海道から九州まで、各地域のトップクラスの中学校に、毎年、たくさんの塾生を送り出しています。

生徒が自らすすんで勉強するようになる日能研

授業は講師が解説するだけの一方通行の形式ではなく、講師と生徒、生徒同士で活発に対話を重ねていく形式。こうした体験とともに、学習内容が頭に入っていくため、印象に残りやすいのも日能研ならでは。授業内容の記憶がまだ新鮮であるうちに家庭学習で復習をすることで、知識の定着が効率的になります。

塾で授業を受けているだけでは志望校に受からないのが受験の常。ならば、生徒たちを能動的に勉強させる環境づくりも塾の強みのひとつ。毎年、難関中学校にたくさんの塾生を合格させている日能研は、授業形式・復習がしやすくなる環境づくりに長けている学習塾といえるのではないでしょうか。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。