中学受験、後半で伸びる子と伸びない子の差は「数字の見え方」にある|桜井家の勉強方法(8)
※この記事は、「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです。
「最後に伸びる子と伸びない子の差はどこにあるのか」今日はこんなテーマです。
桜井さんが「後半飛躍的に伸びた要因のひとつ」ということに「数字の見え方」があります。
たとえば皆が当たり前のようにしている「約分」。
この約分を
分母と分子を同じ数で割る”作業”
と思っている子も少なくないのではないでしょうか。
そういう子はそもそも「50分の5」に量を感じていないのです。
まず「数字の見え方」を変える必要があります。
50個のうち「ほんの少しなんだ」という感覚です。
お金で考えると「1円玉が50枚もあるのにたった5枚しかくれないのかよ。お小遣い5円かよ!」というセコイ状態。
もし、この50円が5円玉10枚の50円だったとき「5円玉が10枚もあるのに1枚しかもらえないのかよ! お小遣い5円かよ!」となります。
こういう風に見えると、これを『約分』というんだとうことが分かります。取り分は同じなんだと。
本質を理解していると、初見の問題を自力で考えることが可能になる問題が増えます。
答えが合っていることが、必ずしも学力とイコールではないのです。
同じマルでも、ゆくゆく限界が来る子と力を溜めている子と差が開いてる可能性があります。
いまお子さんがどういう状態にあるのか。「数字の見え方」を確認する必要があるのです。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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