6年生で算数の成績がさがったら確認したいこと|桜井家の勉強方法(7)
※この記事は、「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです。
今回のテーマは「偏差値の急降下」です。ドラマでは偏差値が急上昇していましたが、急上昇より急降下の方が多くの人に起こりうる事態なのです……。
特に多いのが「6年生になったら急に算数の成績がさがった」です。そんな話を聞いた時、桜井さんは次の項目を確認します。
6年生になって、算数の成績が急降下したら確認したい項目
1、筆算が多い
2、式を書く場所と計算する場所が分けられていない
3、正解しているところは特殊算を使えばすぐに解ける問題ばかりである
4、様子を表す図がフリーハンドで書けない
5、高得点であるが、問題を解くのがかなり速い(時間が結構あまる)
6、数の性質の問題が苦手
このような子が1回でも偏差値が落ちると、立て直すのはかなり厳しい状態になります。しかし、突然の急降下なので「たまたま」だと考えてしまいがちです。
新6年生の親御さん、6月頃の模試は要注意です!
上記に当てはまる子が6年生になって成績が急降下するということは、今までが「ただ計算力で押し切っていた」可能性が高いのです!
4年生・5年生の頃は計算力と多少の問題演習経験でなんとかなっていたのが、6年生になって問題が難しくなり手に負えなくなっているのです。
すぐに対策をしなければならないですが、計算力でなんとかなっていたという自信が邪魔をする……。
そのため、「計算力で押し切っている」のか「ちゃんと力をつけている」のか、偏差値が下がる前に早く見極める必要があるのです。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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