中学受験ノウハウ 家庭教師

中学受験を成功させる家庭教師の活用法とは

2018年8月24日 横井めぐみ

中学受験をするために、多くの人が塾を活用しますが、家庭教師を活用する場合もあります。家庭教師を塾の補習的役割として位置づける人もいれば、家庭教師のみで中学受験を乗り切る人もいます。中学受験において家庭教師を活用するメリットや、中学受験を成功させる家庭教師の活用法を紹介します。

中学受験において家庭教師を活用するメリット

中学受験において家庭教師を活用するメリットはいくつかあります。

ひとつは、「できないところに絞って教えてもらえる」ことです。塾通いをしても成績が上がらない場合、家庭教師なら苦手な単元に絞って基礎を学ぶことができます。

つぎに、「家庭学習の習慣をつけられる」ことがメリットとして挙げられます。塾通いを始めても家庭学習が進まない場合、家庭教師を活用することで解決できる可能性があります。

さらに、家庭教師なら「自分の志望校や自分のレベルに合わせた学習」ができます。志望校の試験科目数が少なく、集団塾で全科目を学習しなくてもよいケースなども、個別に学習計画をカスタマイズできる家庭教師のメリットが活きるでしょう。

中学受験において家庭教師を活用するためのチェックポイント

中学受験を考えていて家庭教師を利用する場合、塾に加えて家庭教師をお願いするといったケースが多いでしょう。

家庭教師の場合、学習範囲や指導方法は先生の判断に任されているケースが多く、親がしっかりチェックする必要があります。

ひとつめのチェックポイントは、「こちらの希望に沿って指導してくれるか」という点です。

中学受験にむけて家庭教師を頼む際、「塾についていけないので塾の予習復習をしてほしい」と要請したにもかかわらず、家庭教師が独断で自分のペースで学習を進めるといったケースもあります。

保護者は、家庭教師を依頼する際には、しっかりとビジョンを伝える必要があります。そしてその声に耳を傾けてくれる先生はよい先生といえるでしょう。

つぎのチェックポイントは、「家庭教師が中学受験経験者、または中学受験指導実績が豊富な人であるかどうか」です。

中学受験の問題は独特です。そのため、中学受験指導歴があるか、「どうして?」「なぜ?」というような子供の思考を引き出す指導をしてくれるか、子供に教えている様子を確認しましょう。

子供との相性も重要です。授業が子供部屋で行われて、子供とのやり取りをチェックできないこともあるかと思います。最初のうちはなるべくリビングなど目の届くところでの指導をお願いし、子供と対話ができているか、子供が先生を嫌がっていないかなどを親の目でチェックするとよいです。

子供と仲が良いだけでなく、子供がきちんと先生に質問できるか、コミュニケーションを取ることができるかという点も重要です。

中学受験に向けて家庭教師に何を指導してもらうか

子供に問題演習ばかりさせ、具体的な指導をしないような家庭教師もいないわけではありません。そのため、授業で何をやるべきかについて、親がある程度イニシアティブを持って依頼することも必要です。

たとえば、「この1カ月はどの単元をどのように指導してもらい、子供がどのようになることをめざすのか」、家庭教師と具体的に話を詰めておくのが理想的です。

入試が近づく小6の夏以降は、過去問の扱いについても話をしておきましょう。塾でも、併願校を含めたすべての過去問をしっかりと解説することは難しいです。

家庭教師には塾では対応できない過去問対策をお願いするのも手です。

入試はすべての問題を解けるようにする、満点でなければならない、ということはありません。各教科各単元すべての問題を解けるようになるには、莫大な時間が必要ですし、試験時間が足りないこともあります。効率的に解くべき問題を見極める必要がありますが、こういった要領を身につけることも必要です。

家庭教師にお願いして、どの問題を解いてどの問題を見送るのか、そういった問題内容の選別方法についても教えてもらうとよいでしょう。

※記事の内容は執筆時点のものです

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