連載 中学受験のイロハ 鳥居りんこ

パートで月10万稼げますか?|中学受験のイロハ 鳥居りんこ(1)

専門家・プロ
2016年4月27日 鳥居りんこ

皆さん、こんにちは。アタクシ、鳥居りんこと申します。

今日から、連載スタートですが、この連載では、「中学受験、ちょっと気になるなぁ」っていうご家庭に「りんこ流の中学受験のイロハ」を語っていこうかなって思っております。よろしかったら、お付き合いくださいね。

中学受験はお金がかかります

あるトップ校の校長先生からアタクシ「りんこは『金』『金』言う」(「キン」ではなく「かね」と読みます)って呆れられているんですが、アタクシ、もちろん言い返しましたよ。

「だって、金かかるじゃーーーん、先生!?」

その先生は「費用対効果に十分、見合う教育をしておる!(威張り~)」って胸を張られたんですが、それはそうなんですけど、ない袖は振れないんですよ。

まあ、すっごくザックリ言っちゃうと、中学に入学するまでに塾に200万円くらいお出ししますね。

それから、めでたく中高一貫校に入りますね、これが年100万円弱かかるので、6年合計で500万円超です(もっと安いところも高いところもあります)。

その先に大学入試が控えていますね。今現在は1学科受験させていただくだけで「3万5千円」。私、思わず、問題用紙に金箔でも貼られてるのかと確認しましたよ。

これをまあ普通に5校くらいは受けますわね。これだけで17万5千円。「嗚呼、これをハイブランドのバッグに変えておけば、少なくともバッグは手元には残ったものを!」と悔しがれたりします。

その次に大学4年間、または6年間の費用がかかります。ものすごく大雑把に言えば、私立文系4年間で360万くらい、私立理系で490万くらいになります。年で割れば、私立文系が90万くらい、私立理系が120万くらいでしょうか。

単純に足し算すると…

小4から塾に行き始めて大学4年で卒業する最短コースでも私立文系で1,000万を突破するわけです。年平均で割ると80~90万強(予備校代はここでは考慮せず)。

もし、あなたが時給900円のパートを週3回×7時間やり続けることが出来るならば年収90万くらい。

「あら!? すべて私立コースでも、アタシの頑張りだけで行かせられる!?」

って思ったあなた、私立一貫校向きです!

我が子の教育にいくらつぎ込むのかの判断はそのご家庭で違うので、中学受験するもしないも自由なんですが、もし、頭のどこかで「私立一貫校のがいいんじゃね?」と思っているなら、この連載で「その世界」をご一緒に覗いてみましょう。

※この記事は、「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです。


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※記事の内容は執筆時点のものです

鳥居りんこ
この記事の著者
鳥居りんこ 専門家・プロ

エッセイスト、教育・子育てアドバイザー&介護アドバイザー。「偏差値30からの中学受験」シリーズ(学研)などの著者。受験から子育てまでの講演・執筆活動多数。ブログでは、中学受験、大学受験、子どもと自分の就職、子育て、夫婦問題、老人介護問題、その他あらゆる女性が抱える難しくも、素敵な日々を綴っています。

ブログ「湘南オバちゃんクラブ」
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