学習 算数

時間と速度の単位換算をわかりやすく解説

2018年10月09日 山本暁子

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時間と速度の単位換算を苦手とする子は意外と多いです。その理由はおもに2つ。「解き方を知らない」「分数が苦手」です。時間と速度の問題が苦手な子は、この手の問題をみつけたとたん「自分には無理だな……」と考えて捨て問題にしてしまいます。点が取れる部分なのに、とてももったいないです。

今回は、親御さんがお子さんにわかりやすく教えられるよう、時間と速度の単位換算問題について解説していきます。

時間の単位換算

まずは解き方を覚えて自信をつけましょう。時間の単位換算は下記を覚えてしまえば簡単です。

次の穴埋め式の例題を用いて解き方をみてきましょう。

24分は□時間です。

「分」を「時間」に直さなければいけないので、「÷60」します。

24÷60=0.4

24分=0.4時間 です。

分数をすでに学んでいるのであれば、次のように分数を利用して解く練習もしておくと、難問にも対応できるようになります。

\(\frac{24}{60}\)=\(\frac{2}{5}\)時間

理由を教える

解き方を覚えたら、なぜそうなのかを伝えることが重要です。

「時間」を「分」に換算する場合を考えてみましょう。

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山本暁子

山本暁子

  • この記事の著者

オンライン家庭教師。大阪府立大学工学部卒業後、企業の研究所でシステムバイオの研究をし、大手IT企業に勤務。結婚を機に退職後、フリーランス活動の傍ら、山奥でオンライン家庭教師として教育に携わっている。おもに中学~大学受験の数学、理科、英語を担当。子供の「考える力」を身につけること、「長所」を伸ばすことを指導指針としている。情報を整理し、論理的にグラフや図、箇条書き等にまとめるのが得意。