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時事問題に備えるということ|桜井信一コラム「下剋上受験」

専門家・プロ
2014年4月29日 桜井信一

桜井信一ブログ『父娘の記念受験』で過去に掲載されていた記事から、一部を編集して掲載しています。この記事の内容は 書かれたものです。

今夜は、中学受験の社会で出題される「時事問題」の対策についてお話しさせていただきたいと思います。

皆さんはどんな方法で対策をしていますか?

私がパッと思いつくところでは、新聞を読むこと、ニュース番組を観ること、家族でニュースについて話し合うことなどでしょうか。もっと頑張るなら池上彰さんの追っかけをするしかないですよね。

しかし、塾の帰りが遅くてなかなか思うように時間がとれないのではないでしょうか。

また、他にやりたいことがたくさんあってなかなか……ですよね。

しかも、毎日少しずつ時間を捻出して取り組もうとするものほどなぜか続かない。不思議です。日々やらなければいけないと思いながら放置してしまうというのはかなりのストレスになります。

「あれほど言ったじゃない!」と親子バトルが始まるもとですよね。

そこで朗報を。

いやぁ~、これ有料ブロマガレベルの話しですよ。

「えっ? いつもよりオチに入るのが早めだなって?」

バレました?(汗) 早く言いたいだけなんですけどね(笑)。

さて、時間の捻出が難しいこの「時事問題対策」。

ひょっとするとやらなくていいかも……。

いやぁ~、中卒の話ですから責任持てませんよ。
株式投資と一緒で自己責任ですよ。

それでも聞きたい?

では、仕方なく……。

私たちは2013年度に中学受験をしました。結果はご存知の通り……。

何がいけなかったんだろうって悩んで悩んで立ち直れませんでした。

もう終わったことなのにいつまでも届かなかった理由を知ろうとしていました。ホント無駄な時間ですね。

便利なもので、今の時代は全国の入試問題をネットで簡単にみることができます。塾が解答速報をだしているところもありますし。それを何となく眺めながらいつまでも落ち込んでいたんです。すると、ふと気付いたことがありました。

2013年度に実施された全国の有名中学の入試問題。塾などがネットであーだこーだ言うほどの全国の人気校の入試問題。この入試問題の社会に出題されたこの年の時事問題は、

なんと!「サピックス重大ニュース 2012―中学入試に出るニュース解説! 」にほぼ掲載されていたんです。

ちなみに私が持っていたのは2013年度用ですから、表紙に大きく2012と書いてある分です。

さらにすごいことに、この本のP128~P129の見開きページ、「時事ニュースマップ世界編」からかなりの確率で出題されていました。

あの学校にもこの学校にも出題されていました。

もうびっくりするほどの出題率です。わずか2ページ読んだだけでもかなりの受験生が的中します。

「えっ? これどういうこと?」

これ、よく考えるとそんなにびっくりすることじゃないんです。

時事問題ってたぶんこれでしょ? っていうものばかりですよね。

小学生がですよ。毎日サラリーマンみたいに朝食時に新聞を読まなくても、入試前にこの本を買って2ページ読むだけで対策が完了してしまう。

もっと完璧にしたければ、この2ページを親子でディスカッションすれば子どもの印象に残り知識として受験で使える。すると朝食は寝ながら食べることが可能。画期的!

もちろんこの本に載っていないような時事問題を出題している学校もありましたよ。

でもそれは毎日ニュースみていても厳しいでしょ、という問題でした。

しかも有名校ほど意地悪問題を出題しない傾向にあることは数々の過去問が証明済。

よく考えると時事問題って、オーソドックスな問題になっちゃいますよね。つまり日々の積み重ねはサピックスに任せておいて、まとめてくれたものを直前に読めばいい。

いやぁ~、横着な考え方ですねー(笑)。受験さえ受かればいいっていう馬鹿な親ですよね~。ニュースを知ることの大事さをわかってない。こんな考えだから私はダメなんですよ。

2014.4.29 am 0:30

桜井信一

※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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