復習しても成績が伸びない! やってしまいがちな効率の悪い家庭学習法5選
「休まず塾に通って、家で何時間も復習しているのに、全然成績が伸びません」と悩む受験生や保護者は少なくありません。こうなってしまうのは、復習の方法に問題があるからです。今回は、多くの受験生がやってしまいがちな効率の悪い家庭学習法と、これらの改善策を紹介します。
Contents
復習で大切なのは時間や量ではない
成績が伸びない受験生やその保護者は「毎日2時間勉強している」「毎日4ページは算数の問題集を解いている」などと言います。「2時間」「4ページ」といった数値を見れば、しっかり復習しているように思われます。しかし、時間や量だけを気にしているうちは、なかなか結果につながりません。なぜなら、復習で大切なのは、時間や量ではなく次の2点だからです。
- できないことをできるようにする。
- できることをさらに速くできるようにする。
これら2点を意識して復習すれば、膨大な時間や量を費やさなくても、成績は伸びていきます。
効率の悪い復習法と改善策5選
復習がいつまでも結果に結びつかないのは、その復習が勉強として意味をなしていないからです。成績が伸びない受験生がやってしまいがちな復習法を見ていきましょう。
1. 復習が作業になっている
本人は「復習している」つもりでも、できるようになったかどうかに関係なく、「終わらせた」という事実だけで満足している限り、成績は伸びません。復習が勉強ではなく、単なる作業になっているからです。宿題の量が多い塾に通っている受験生は、宿題をこなすことに必死で、復習が作業化しがちです。
【改善策】
宿題などの量を減らして、復習を通して確実にできることを増やしていきましょう。塾の宿題が多すぎる場合は、塾と相談して、宿題を取捨選択することも考えます。塾との交渉は保護者の役割です。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます