SAPIXの国語教材は「文章読解」がキモ!|SAPIXの賢い使い方【国語】#1
子どもを中学受験塾に通わせたら……実際、どんな感じになるんだろう?
果たしてうちの子はついていけるのかしら?
保護者としては、気になるところですよね。
どんな教材を使って、どのような形で授業が進行し、どんな家庭学習が必要になるのか。
上梓されたばかりの書籍『中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』(実務教育出版)が「めちゃくちゃ実用的!」「塾に通うことの解像度が上がる」と評判のユウシン先生に、SAPIXの国語を例に挙げて、具体的に解説していただきます!
解説!SAPIX小学4~5年生「国語」のトリセツ
SAPIX の国語は、文章読解の教材が特徴的です。かなりの長文を読んだ上で、記述中心の演習を行います。
ポイント
昨今の入試(国語)は、文章の長文化が著しいです。日頃からSAPIX の教材に取り組んでいたら、長文傾向に対応するために有利に働くでしょう。
しかし、長い文章の教材は、国語が苦手なお子さんには難しく、退屈に感じる可能性もあります。その場合はA テキスト「読解メソッド」「読解演習」に取り組むことで、読解の基礎を養ってください。
なお、5 年生の後半から「読解メソッド」は「解法メソッド」に変更され、文章の読み方から問題の解き方を練習するようになります。そして、成績や科目を問わず、4・5年生は基礎を固めることが重要です。国語の基礎と言えば、漢字・語彙力です。漢字・語彙力を身につけるための教材を、しっかり習慣化して取り組みましょう。
基礎固めのためにもう1つ習慣化してほしいのが、知らない言葉の意味を調べることです。国語の文章を読んでいる時も、アニメを見ている時も、知らない言葉がたくさん出てくるはずです。その都度、辞書で調べたり、親御さんに聞いたりする習慣を身につけることで語彙力が養われていきます。
塾で使う主な教材
●Aテキスト
言葉に関する知識の学習、基本的な読解問題、漢字の学習で構成されている。
毎週配布される冊子形式の教材で、A授業で使用。
●Bテキスト
長めの文章読解を扱う。
問題の大半は記述問題。毎週配布される冊子形式の教材で、B授業で使用。
●言葉ナビ
言葉の知識がまとめられた副教材。
●デイリーチェック
毎週の授業で行われる先週内容の復習テスト。
Aテキスト(漢字の学習、知の冒険)と言葉ナビの内容から出題される。
(※この記事の本文は、書籍『中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』からの抜粋です。次回は、具体的な授業の進み方についてです。)
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