三が日|桜井信一コラム「下剋上受験」
今日までが三が日。
ここでお正月は一応終わりという見方もありますが、松の内までだと7日までがお正月。気分的にもお祝いムードはこのあたりまででしょうか。七草粥を食べてお正月の終わりを感じ、また引き締めていきたいところです。
さてさて~。今朝が初夢のラストチャンスだったのはご存知でしょうか。
大晦日の夜、寝る前に「今年こそいい初夢をみるぞー!」と意気込んで寝る人、元旦の昼頃に、「今年の初夢はね」と説明し始める人、
それ、初夢じゃありませんね~。
初夢は、1日の夜というか2日の朝、そして2日の夜というか3日の朝にみる夢のことを指します。
つまり、今朝みた夢は初夢なんですね。
年が明ける瞬間、除夜の鐘がなっているときに寝て朝起きたら夢を見ていた。これを初夢と思っている人が結構いますが、それは初夢ではなく、『単に1日の朝の夢』ですね。
どうしてかなと思ったことがあるのですが、大晦日から元旦にかけての夢を初夢としてしまうと、24時までに見ている夢かどうかの判断ができないので、これを含めるわけにいかないという事情なんだろうかと、どーでもいいことを考えたことがあります。一応私も錆びないように頭は使って生きてきたのでしょうか。
皆さんは今朝の夢、いかがでしたか。
ところで、一年の計は元旦にありというくらいですから、何事も最初が肝心。
三が日でお正月も終わりとお考えの方は、今日までに今年の方針を立てたい。
元旦や三が日は酒を飲んでお祝いするような呑気なものではなく、年の初めにゆっくりと今年の方針を考えること、それが正しい祝い方であるという考え方からきているそうなので、一年の計は元旦にありとはまさに最初が肝心。この「最初が肝心」をちょっと勘違いして、「出だしが大事」と思っている人はいませんか。
そーゆー話じゃないですよー。
今年の最初に解いた過去問の出来不出来で占ってはダメですよー。
計画ですよー。
という私も練りに練りました。
今年の目標を決めた。
あとは行動に移すのみ。
できるかできないかはどうでもいい。
年のはじめに計を練ったことが大事だと思います。
2016.1.3 am 6:00
桜井信一
※記事の内容は執筆時点のものです
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