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漫画でことわざを覚えよう! 手に取ってほしい5冊を紹介

2019年2月05日 伊藤仁人

小学生の子供にとって「ことわざ」の意味を正確に覚えるのはむずかしいもの。そこでおすすめしたいのが、ことわざの学習漫画です。1ページごとに内容が完結しているものが多く、短い時間で学習できるため、隙間時間を有効活用できるのも特徴のひとつ。今回は数ある学習漫画のなかから、おすすめの5冊を紹介します。

ことわざの学習漫画。おさえておきたい有名どころ3冊

各出版社から特徴の異なる学習漫画が出されています。なかでも、とくに有名な漫画が、学研プラス・永岡書店・ナツメ社の学習漫画です。それぞれの活用法や注意点を紹介するので、購入時の比較検討に役立ててみてください。

学研プラス「小学生のまんがことわざ辞典 改訂版」

国語辞書編集の第一人者である金田一春彦氏と金田一秀穂氏が監修。ことわざだけでなく故事成語、慣用句など約600語が収録されています。1語ごとに4コマ漫画と解説が掲載されていて、意味や使い方とともに、同義語や類義語も同時に勉強できます。

ゆるいイラストが親しみやすく、漫画の内容もシュールで「笑える」と評判です。オールカラーで他社に比べて文字が大きいので、低学年のお子さんにもおすすめ。巻末の「ことわざクイズ」は復習に使えます。「毎日数ページ読んでクイズで復習する」というように、インプットと復習を繰り返しながら学習することができます。

永岡書店「マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000」

こちらは有名学習塾の代表が語句をセレクトしていることもあり、中学受験という観点からも信用がおける一冊です。ことわざ以外に、慣用句や四字熟語なども掲載。基本的に1ページに3つの語句を紹介しています。語句と漫画、例文がひとつのセットになっていて、使い方をイメージしながらサクサク読み進められます。

ただし、なかにはむずかしい言葉が含まれているので、国語に苦手意識があるお子さんが読むときは注意が必要です。国語が得意なお子さんであれば相性は良いでしょう。大人が読んでもためになる内容なので、親子で読み回してクイズを出し合うなど、家族一緒に学習するのもおすすめです。

ナツメ社「オールカラー マンガで身につく! ことわざ辞典」

ナツメ社はオールカラーで、1ページに1つのことわざと4コマ漫画を掲載。意味や由来、使い方、似た意味や反対の意味のことわざを同時にチェックできます。

ことわざによっては、「まめちしき」で背景知識を補足してくれたり、類似した英語のことわざを紹介してくれたりします。 4コマとイラストにクセがなく、どんな子供でも抵抗なく読み進められるでしょう。リビングの見えやすい場所の置いておけば、勉強の合間に気軽にことわざの勉強ができそうです。

人気キャラクターが使う「ことわざ」に、興味あり? 大人も楽しめる2冊

ここでは、子供に人気のキャラクターが登場する学習漫画を紹介します。親しみのあるキャラクターと一緒なら、ことわざの学習もどんどん進むはず。

小学館「ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典[改訂新版]」

「ドラえもんの学習シリーズ」のなかの一冊です。2色刷で1ページに1つのことわざ、4コマ漫画を掲載。ドラえもんの登場人物が、さまざまなシチュエーションでことわざの使い方を教えてくれます。索引がついているので、目当てのことわざを探しやすいのが優れたポイント。軽くて持ちやすいサイズなので、寝転がりながら読むこともできます。こちらが気に入ったら、四字熟語や慣用句など同じシリーズの本をそろえるのも良いですね。

集英社「ちびまる子ちゃんのことわざ教室」

ことわざの学習漫画のなかでも、とくに人気が高いこちらの商品。こちらも2色刷で1ページに1つのことわざと4コマ漫画が掲載されています。漫画ではちびまる子ちゃんの登場人物が、おもしろおかしくことわざの使用例を伝えてくれます。

ことわざに含まれるわかりづらい言葉にはラインが引かれ、簡単な解説がついていることも。必要な場合にはさらにくわしい解説がついているので、読んでいるあいだにつまずく心配がありません。大人にも人気なこちらの商品。親子そろって勉強するのにうってつけの一冊です。

ことわざ学習のきっかけとなる本。ぜひ一緒に選んでみて

紹介したとおり、本によって特徴はさまざまです。国語に苦手意識があるならやさしい内容で読みやすいものを、国語が得意なら中学受験を意識した内容が充実したものを見つけましょう。

できれば、書店へ出かけて、実際にお子さんと内容を確認しながら検討することをおすすめします。お子さん自身が選べば、それだけ愛着も湧き、みずから進んでページをめくるはずです。

※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者

おもに学問や食文化に関する記事を執筆。食べること、読むこと、知ること、書くことがライフワーク。「人と人」「人と場所」「人と機会」の橋渡し役となれるよう日々精進中です。