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【中学受験】物語文は気持ちが大事! 記述で役立つ頻出パターン5つ

2022年6月11日 天海ハルカ

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物語文の記述で問われることが多い「登場人物の気持ち」。たくさんの問題を解くと、ある程度パターン化されていることに気がつきます。パターンが身につけば解ける問題も多くなるはずです。

この記事では、登場人物の気持ちを考えるうえで役立つ頻出パターンを5つ紹介します。すでにたくさんの記述問題に触れているなら、「見たことある!」というものも多いかもしれませんね。

パターン[1]予想と違っておどろく

自分の予想や一般的に考えられる状況と現実が違っておどろくというパターンです。

たとえば「けんかをした友達と気まずくなったと思ったのに、自然に明るく話しかけてきたのでおどろいた」「いつもはお土産など買ってこない父が、めずらしくケーキを買ってきたのでおどろいた」などです。

どれも「自分の予想と現実が違っておどろいた」という流れです。おどろくときはこのパターンがほとんどなので、登場人物の予想と現実を読みとって順番に書きましょう。

ちなみに「おどろき」のなかでも、「どうすればよいかわからない」という意味が加わると「とまどう」という表現を使うことがあります。あわせて押さえておきましょう。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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