中学受験ノウハウ 塾選び

入塾テストを受ける前にしておきたい3つのこと

2019年3月12日 ハルカ

中学受験の進学塾のなかには、入塾テストを設け、一定以上の成績でないと入塾できないというところがあります。何度もテストを受けたのに結局入塾できなかった、ということもめずらしくありません。

塾に通っていない小学生にとって、慣れない環境でテストを受けるというのはほぼ初めての経験です。入塾テストで実力を発揮し一発合格するために、家で準備できることをまとめました。

 [1]試験範囲の確認

多くの塾の入塾テストには明確な試験範囲はありませんが、少なくとも「塾の内容についていけるか」を判断するという目的はあります。塾の授業で学ぶ内容は出題されると思っておくとよいでしょう。

大切なのは、入塾テストの出題範囲は、学校で勉強した範囲ではなく、塾で勉強する範囲であることです。

塾は学校の勉強より速く進んでいます。科目にもよりますが、小学校6年間で習う勉強は6年生の夏で終わらせることが多いので、数ヶ月先に進んでいると考えておいてください。

入塾テスト当日に見たことがない問題が並んでいるのを見たら、子供はびっくりして手が止まってしまいます。学校で勉強していない範囲もできるだけ先取りしておくと良いでしょう。

先取りが難しくても心構えだけはしておきます。入塾テストではまだ勉強していないことが出る可能性がある。これを子供に伝えておくだけでも、少しは落ち着いてテストに臨めるはずです。

テスト形式に慣れておく

入塾テストを含め、中学受験に向けたテストは小学校のテストと違うことも多くあります。たとえば国語なら漢字のトメハネへの意識や記述問題がつまずきやすい部分です。

漢字のトメハネは厳しく採点されます。小学校では子供のモチベーションを上げるため、あえて甘めの採点をしていることもありますが、トメハネで減点される経験が少ないと、入塾テストでは思わぬ失点を重ねてしまうかもしれません。

記述問題では、論理的に順序立てて説明する力が求められます。何も考えずに解答を書くと自分の感想を書いてしまうケースもあるなど、子供にとって記述問題は難しいようです。

一朝一夕で身につくものではありませんが、問題文をよく読んで書くことや、「誰が何をしたかわかるように書く」ということぐらいは伝えておくと、入塾テストでは役に立ちます。

 [2]最後まで集中する練習

参考:四谷大塚入塾テスト(https://www.yotsuyaotsuka.com/nujuku/index.php

入塾テストの時間は長いです。たとえば四谷大塚の入塾テストは4年生で算国45分ずつ、5年生からは算国45分に理社25分ずつとなっています。最後まで座って問題に向かうだけでも大変です。

実際に4年生くらいだと途中で飽きてしまい、ほとんど解答を書かないまま遊んでしまう子供もいます。

最後まで集中できるように、家で時間をはかって、入塾テストをシミュレーションしてみるのもよいでしょう。

集中できる環境づくり

集中力をつけるには普段から集中して勉強する環境をつくり、集中できる時間を少しずつ伸ばしていくのが効果的です。当然ですが、テストや授業の環境と同じように、テレビや音楽は消しておきます。勉強中は、ゲームやマンガを子供が見えるところに置いておかない、といった配慮も必要です。

時間を区切ってしっかり集中し、終わったら好きなことに時間を使う。メリハリをつけて勉強すればストレスも最小限で済みます。

 [3]問題を速く解く練習

入塾テストは、テスト時間が長いぶん、問題量が多くなっています。特に5年生以降は速く解いていかないと半分も解けないまま時間切れになってしまうこともあります。

時間内にすべて解き終えるクセをつけましょう。市販の問題集なら目標時間が設定されていることが多いので、タイマーを使って時間内に必ず解き終えるように練習します。

テスト慣れをしていない子供は、まとまった量の問題を時間内に解く練習がおすすめです。たとえば、1ページ3分で終わるドリルがあれば、「3ページを9分で終わらす」ことを目標にして取り組みます。そして、慣れてきたら「5ページを15分で終わらす」ことを目標にします。時間内に解き終える感覚は中学受験の大きな武器になります。

意外と知らない小技

・わからない問題はパス
・解き終わったら見直す
・できるだけ空欄を作らない

これらは大人にとって当たり前の小技ですが、意外と子供は実践できないものです。普段の勉強で意識させたいですね。

まとめ

入塾テストで合格するには、本番で実力を発揮できるための下準備が必要です。大手で実績のある塾ほど合格は難しくなっています。

入塾テスト対策として、家での勉強を少しずつ改善していくと、入塾後の勉強がスムーズになります。中学受験勉強の第一歩ととらえて、今回ご紹介したことを試してみてください。

※記事の内容は執筆時点のものです

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