中学受験ノウハウ 夏休み・夏期講習

夏休みの過ごし方を学年別に解説!国語は塾優先で基礎問題をコツコツ続けよう

2019年6月18日 ハルカ

夏休みは約1ヶ月半と長いため、生活リズムが崩れやすくなります。せっかく身についてきた早起きや家庭学習の習慣をキープするだけでも大変ですよね。

とくに国語は、夏休みで急激なレベルアップをはかろうとするのは禁物です。必要なことをしっかり継続して、基礎学力を固めることを目標にしましょう。

夏休みの勉強は「継続力」がポイント

塾に通っていると、夏休みは夏期講習があります。4年生以降は、お盆を除いて塾に毎日のように通うお子さんも多いでしょう。まずは遅刻せずに、しっかりと通いきることが大事です。

学校の宿題や塾の家庭学習もあるので、家庭での勉強に新しい教材は要りません。すでに持っているテキストを繰り返したり、授業の教材を使ったりするだけで十分です。

塾に通っていないお子さんは、夏休み用の教材を買ってもよいですが、薄くて解きやすいものを選んでください。大切なのは「毎日続けて最後まで終わらせること」です。

6年生は通塾と授業の復習、学校の宿題で精いっぱいになります。家にいる時間も短いので、新しいことに手をつける余裕はありません。

塾で指示されたことがこなせれば、学力は自然と伸びていきます。途中であきらめずに何とか食らいついていき、夏を乗り切りましょう。

[3年生までの夏休み]漢字を中心に勉強する

3年生までは、夏休みをつかって漢字の勉強に取り組みましょう。画数やトメハネなどを意識して、テストで丸がもらえるように練習します。学年が上がるにつれ、新出漢字は画数が増えて難しくなります。早いうちに漢字の基本的な書き方を身につけておきましょう。

読書やお出かけで、さまざまな「経験」を積んでおく

4年生になると、一気に実践的な知識を身につける勉強が中心になります。そのため、子供が新聞や本に興味があれば、3年生のうちにどんどん読ませてあげてください。また、夏休みを使って、普段なかなかできない体験をするのもとても良い勉強になります。地域のワークショップに参加したり、少し足をのばしたりして日帰り旅行に行くのもおすすめです。

「自分の住んでいるところ以外にもさまざまな世界がある」といった経験が、子供の視野を広げます。自分とは違う価値観で書かれた読解文の理解につながることもあるでしょう。また、読解文の風景やモノの描写が、実際の体験と結びついてリアルに実感できることもあります。

[4年生の夏休み]毎日勉強するクセをつける

4年生の夏休みは、学校の宿題と通塾をこなしながら、普段のルーティーンも継続することを目標にしましょう。学校がある日と同じ時間に起きるのは難しいかもしれませんが、午前中をムダにしないために、早起きは続けたいですね。

手をつけられていない国語の勉強を夏休みで消化する

多くの塾では、4年生から本格的に4科目の受験対策が始まります。その結果、国語に割く時間は減ってしまいます。夏休み前に積み残してしまった国語の勉強は、時間が使える夏休みを使って消化しておきましょう。

[5年生の夏休み]苦手と向き合う期間に

5年生になると、国語の読解文は長文になり難しくなります。記述問題や説明文の読み取りなど、苦手分野がわかっていれば、夏休みにまとまった時間をつくって対策しましょう。

品詞や敬語といった文法の基本を理解しておく

文法問題が苦手な場合は、基本がまったく理解できていない可能性があります。品詞ならそれぞれの特徴を確認する、敬語なら尊敬語と謙譲語の特別なかたちだけは覚えるようにしましょう。基本的な知識をおさらいしておくだけでも、文法問題が出た場合に4択を2択まで絞れる力がつくようになります。

[6年生の夏休み]塾の勉強についていくことを第一優先に

6年生の夏は夏期講習が生活の中心になります。塾によって異なりますが、半日から1日がかりで講習があることが多く、休みの日があっても塾の課題に追われる生活が待っています。しかし、6年生の夏は受験生にとって「勝負の夏」。そのため、「とにかく塾のカリキュラムについていこう!」と前向きに頑張る気持ちが大事になってきます。

過去問に取り組むかは塾の方針に従う

夏休みに過去問に取り組むかは、塾の方針に従いましょう。塾へ行っていなければ、夏休みには手をつけないことをおすすめします。夏に過去問を解いても、実力がついていないために解ける問題がほとんどない可能性があるからです。夏休みは総復習や実力をためることを優先し、夏休みが終わってから過去問対策を始めるのが良いでしょう。

まとめ

夏休みの勉強は、無理に頑張るよりもコツコツと続けるほうが身につきます。学年が上がるにつれて自由に勉強できる時間は減ってくるので、時間に余裕ができる夏休みのあいだに苦手科目に向き合っておくことも大切です。

また夏休みは、どうしても生活リズムが崩れやすくなります。夏バテしないように生活リズムを整えて、余裕のあるスケジュールづくりを心がけると良いですね。

※記事の内容は執筆時点のものです

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