
親の「言葉がけ」#4 「どうして結果が出たのか?」を説明する|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
いいことがあったときには、どうほめてあげればいい?
― Point ―
「◯◯したから結果が出たね」と理由も伝える
いいことがあったときや、テストの点がよかったとき、そのことを次につなげたいなら、「この結果はすごいね。どうしてこんな結果が出せたのか、メモをしておいて」と話しましょう。
自分で因果関係を見つけることができれば、「次もこうすればいいんだ」と気づいて実践しやすくなります。自分ではそこまでできないようであれば、親が因果関係を子どもに伝えてあげましょう。
「今回は前半の問題でミスがなかったから、こんないい結果になったね」
「宿題をいつもよりがんばっていたら、結果につながったね」
こんなふうに親から言ってあげることで、
「ミスをしなかったからいい結果につながったんだ。じゃあ次も丁寧に解こう」
「宿題をがんばったら結果が出やすいんだな。じゃあ宿題はこなそう」
と、子ども自身が何をがんばったのか、今後どうすればいいかがわかるようになります。
悪いことについて「こうしたから、ああなっちゃったんでしょ!」と言おうものなら「そんなことはわかってるよ!」と反発を生んでしまいがちですが、いいことについて、因果関係を(無理やりでも)つくって説明することは、子どもの成長のきっかけになります。
※記事の内容は執筆時点のものです
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