連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

親の「言葉がけ」#3 結果が出たときはほめるだけでOK|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2019年12月09日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

いい点数がとれたときにはどんな言葉をかければいい?

― Point ―

「がんばったね!」「すごいね!」のひと言を

結果が出たら、とにかく子どもをほめてあげましょう。

「すごいじゃない」という言葉だけで十分です。

ほめたあとに、

「次はαクラス(上のクラス)を目指そう」
「これを続けないと意味がない」
「今度は満点を目指してみよう」

といったことは言わないようにしてあげてください。

あまりにも要求が高すぎると、「もっと、もっとがんばらなければいけないんだ」と子どもは過度なプレッシャーを感じてしまいます。

たとえば、洗濯、掃除、食事も完璧にこなせたときに、「そこまでできるなら、うちの親の介護もできるんじゃないか」などとパートナーに言われてしまったら……。

せっかくがんばったのに、やる気を失ってしまいますね。子どもも同じことです。

テストでいい点数がとれたら、つい「この勢いならうちの子はもっといけるかも」と思いたくなってしまうのですが、それが子どもへのプレッシャーにならないように、シンプルに今回の結果について、ほめましょう。

「がんばったね!すごいね!」
「この間と比べて、こんなによくなったね!」

とにかくその事実だけをほめる。
成長したところをほめる。

それだけで十分です。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。