親の「言葉がけ」#3 結果が出たときはほめるだけでOK|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
専門家・プロ
2019年12月09日
松本亘正
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子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。
いい点数がとれたときにはどんな言葉をかければいい?
― Point ―
「がんばったね!」「すごいね!」のひと言を
結果が出たら、とにかく子どもをほめてあげましょう。
「すごいじゃない」という言葉だけで十分です。
ほめたあとに、
「次はαクラス(上のクラス)を目指そう」
「これを続けないと意味がない」
「今度は満点を目指してみよう」
といったことは言わないようにしてあげてください。
あまりにも要求が高すぎると、「もっと、もっとがんばらなければいけないんだ」と子どもは過度なプレッシャーを感じてしまいます。
たとえば、洗濯、掃除、食事も完璧にこなせたときに、「そこまでできるなら、うちの親の介護もできるんじゃないか」などとパートナーに言われてしまったら……。
せっかくがんばったのに、やる気を失ってしまいますね。子どもも同じことです。
テストでいい点数がとれたら、つい「この勢いならうちの子はもっといけるかも」と思いたくなってしまうのですが、それが子どもへのプレッシャーにならないように、シンプルに今回の結果について、ほめましょう。
「がんばったね!すごいね!」
「この間と比べて、こんなによくなったね!」
とにかくその事実だけをほめる。
成長したところをほめる。
それだけで十分です。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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