親の「言葉がけ」#6 点数が下がったときは一緒に悩んであげる|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」
専門家・プロ
2020年1月20日
松本亘正
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子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。
テストの点数が下がったときにはどうしたらいい?
― Point ―
「どうすればいいだろうね」と一緒に悩む
テストの点数が下がったとき、もっとも言ってはいけないのは、「なんでこんな点になったの!?」という言葉です。
点数が下がったら、少なからず本人も悔しいはずです。そんなときに点数が悪いことを叱っても、効果はありません。
責めることや原因を探ることよりも、まずは子どもの感情に寄り添ってあげましょう。
「がんばったのに、悔しいよね」
「どうするのがいいだろうね」
こんなふうに、一緒に悲しんだり、一緒に悩んだほうが子どもの心に刺さります。味方がいるほうが、「次はがんばるぞ」と思えるものです。
テストに限らず、子どもが悪いことをしてしまったときや、学校から呼び出されたときも同じです。
塾でも、怒らないほうが子どもたちは真摯に反省し、伸びていきました。
残念なことがあったときほど、親が一緒に悩む姿を見せましょう。
真摯な思いが、子どもにも伝わります。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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