連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

親の「言葉がけ」#7 点数が上がったときは盛大にほめる|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2020年1月23日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

テストの点数が上がったときには、どうしてあげるといい?

― Point ―

おおげさに大喜びして、子どもの自信を育てる

子どものテストの点数が上がったときには、ぜひおおげさに喜んでほめてあげましょう。

ずっと平均点前後の小学4年生の女の子がいました。

コツコツとがんばり続けたところ、はじめて塾の成績優秀者リストに名前が載りました。そのとき、

「すごいね!」
「がんばったね!」
「天才だね!」
「努力が実を結んだね!」

と、家族みんなでお祝いをするくらい喜んだところ、本人は「私が成績優秀者に載ると、みんながこんなに喜ぶんだ」と、とても驚いたそうです。

それがうれしかったようで、その後も何度か成績優秀者のリストに名前が載るようになりました。

「自分のため」ではなく、「まわりを喜ばせたい」という動機で勉強してもいいと思います。結果的に、「努力すれば結果は出る」ということを体感できれば、その経験は、一生ものの財産になるはずです。

家族が喜んでくれることや盛大にほめてくれることは、子どもの自尊心が育つ、大きなきっかけになります。

子どもががんばっていい結果を出せたときには、ぜひ、おおいにほめてあげましょう。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。