中学受験ノウハウ 連載 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

【低学年向け】夏休みの過ごし方 ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

専門家・プロ
2019年7月29日 やまかわ

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中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。

前回は、「志望校の選び方」について解説しました。今回は、「低学年の子の夏休みの過ごし方」についてお届けします。

低学年の子の夏休みの過ごし方

中学受験では、「夏を制する者が受験を制す」とよくいわれますが、本格的に受験態勢に入っていない低学年の子は、夏休みをどのように過ごすべきなのでしょうか。私なりの考えを説明していきたいと思います。

低学年の夏休みは、勉強だけに縛りつけない

「将来は中学受験をさせたい」という場合でも、低学年のときから子どもを勉強に縛りつける必要はありません。3年生までは、市販の夏休み用の薄いテキストを1冊こなす程度でいいでしょう。あとは学校で出された宿題を計画的にこなせば大丈夫です。

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亀山卓郎

亀山卓郎

  • 専門家・プロ

かめやま たくろう|明治学院高等学校、成城大学卒業。大手塾・個人塾などで教務経験を積んだ後、2007年に転居のため千葉県及び江戸川区の塾を閉鎖し、台東区上野桜木で「進学個別桜学舎」をスタート。首都圏模試の偏差値で60を切る学校への指導を専門に「親子で疲弊しないノビノビ受験」を提唱している。第一薬科大学付属高校上野桜木学習センター長。YouTube「下町塾長会議」構成員。著書「ゆる中学受験ハッピーな合格を親子で目指す」(現代書林)、「めんどうな中学生(わが子)を上手に育てる教科書」(ブックトリップ)、構成・問題監修「LIZ LISA Study Series中1/中2」、監修「おっぱっぴー小学校算数ドリル」(KADOKAWA)

やまかわ

  • この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。