学習 国語

音読にはどんな効果がある? 国語の勉強に取り入れるメリットを解説

2022年6月04日 天海ハルカ

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小学校の国語では音読をします。演習が中心になる6年生は別ですが、塾でも音読を取り入れる先生は多くいます。

意外と知られていませんが、音読には多くのメリットがあり、即効性はないものの、じんわり国語力を上げてくれます。そこで今回は、音読のメリットを5つ解説します。勉強をスムーズに進める手助けにもなるので、効果を知って前向きに取り組んでみてください。

音読のメリット[1]漢字の勉強になる

わかると思っていた漢字も、いざ読もうとしたら読めないということは多いです。文を声に出して読むことで、意味や読み方がわからない漢字に気づくことができます。

わからない漢字を見つけたら印をつけ、あとで調べたり聞いたりして「わかる漢字」にしていきましょう。漢字がわかれば文が読めるようになるという経験は、勉強のモチベーションにもつながります。

漢字の勉強になるためとはいえ、えんぴつを持ってノートに向かうわけではないので、音読は勉強が苦手な子でもとりかかりやすい勉強法です。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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